辛みそラーメン専門店「やかべ」（佐賀市鍋島3）が11月23日、佐賀大学医学部近くにオープンする。

辛みそラーメン専門店「やかべ」の「佐賀月見辛味噌らーめん」

　佐賀中心街で飲食店を経営する矢ヶ部由佳さんが「佐賀の人に愛されるみそラーメンを提供したい」と開く同店。福岡・高宮の「らーめん はや川」初代店主の早川友彬さんが監修。スープは、鶏ガラや豚骨などを長時間炊き出す。赤いたれは、唐辛子をベースにサンショウなどのスパイスを合わせて数日間寝かせ、スープと一緒に食べた時に、「よりコクとうまみが出る」ように仕上げる。みそは、「丸秀醤油（しょうゆ）」（高木瀬西6）の米みそと麦みそ、長野県産の信州みそやこうじみそ、愛知県産の八丁みそなどをブレンドし、特製しょうゆとスパイスで合わせる。麺は、食感の違いを楽しめるようにと、ヤマナミ製麺所（大分市）の2種類の麺を使用。10月からのプレオープン期間に材料などの調整を続けてきた。

　メニューは、「佐賀辛味噌（みそ）らーめん」（950円）、「佐賀月見辛味噌らーめん」（1,050円、野菜と豚バラ増しの「特製」＝1,350円）など。

　矢ヶ部さんは「プレオープン期間中、思った以上に多くの来店があり、ありがたかった。佐賀の人に気に入ってもらえる辛みそラーメンに仕上がったと思うので、何度でも食べに来てもらえる店にしていきたい」と意気込む。

　営業時間は11時20分～20時。