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佐賀県立美術館で「動くゴッホ展」 ゴッホ作品をデジタルファインアートで

「親愛なる友 フィンセント~動くゴッホ展」のテープカットの様子(左=「ネオスペース」の樋口光仁社長)

「親愛なる友 フィンセント~動くゴッホ展」のテープカットの様子(左=「ネオスペース」の樋口光仁社長)

 ゴッホ作品と画家ゴッホの数奇な生涯を表現するデジタルファインアート展「親愛なる友 フィンセント~動くゴッホ展」が7月25日から、佐賀県立美術館(佐賀市城内1)2・3・4号展示室で始まった。

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 デジタルファインアートは、純粋芸術(ファインアート)を題材に3DCGアニメーションや特殊効果などのCG技術を使って制作した作品。この技術を使い、オランダの画家ゴッホの絵画作品を「動く絵画」として映像化した作品などデジタルファインアートを紹介する同展。展示会プロデュースやプロモーションなどを手がける「ネオスペース」(山梨県甲府市)などで構成するアート空間ユニット「ワンダースクワッド」が企画。2019年に長野県松本市で初開催。これまで鹿児島県枕崎市、広島県三好市、岡山市、福岡市、栃木市、秋田市で開催し、今回の佐賀で8会場目。公立美術館での開催は3会場目。

 会場では、ゴッホが生涯900通書いたという手紙から自身の創作意図や葛藤をひも解き、その代表作を「動く絵画」として表現。ゴッホの生涯を紹介した展示や、肖像画ギャラリー、ゴッホ・シアター、などと合わせて約860点展示。風に揺れる高さ4メートルの「ひまわり」や渦を巻いている「星月夜」などの大型作品や、大型作品と合わせた凹凸のある実寸大の複製画、まばたきや煙をくゆらす自画像を含めた映像作品を展示するほか、ゴッホがゴーギャンとの共同生活を望んで描いた「アルルの寝室」の実物大展示では、窓からは、デジタルファインアートが映し出されている。絵画の実物は展示しない。

 「ネオスペース」の樋口光仁社長は、「日本の子どもたちに純粋教育を届ける機会を作りたいと考え、欧米では新たな芸術表現ジャンルとして確立されているデジタルファインアートを活用した展示会を開催。栃木県立美術館での開催では、この美術館過去最高の入場者数を記録した。学校では美術や音楽を含む芸術に関する授業時間が減っており、この展示では作品の世界観を大事にしながら、作品制作の背景や意図をデジタルを活用した展示を通じて、当時のゴッホに寄り添ってもらえればうれしい」と話す。

 開催時間は9時30分~18時(入場は17時30分まで)。(月曜が祝日の場合は翌日休館)。入場料は、一般=1,600円、中高生=1,100円、3歳~小学生=500円、2歳以下は入場無料。9月6日まで。

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