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小城・三日月町に「ラーメン マル」 佐賀・多布施から移転、夫婦で切り盛り

「ラーメン マル」店主の石丸裕二さんと妻の沙織さん

「ラーメン マル」店主の石丸裕二さんと妻の沙織さん

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 「ラーメン マル」(小城市三日月町長神田)が小城市役所近くにオープンして、8月24日で3カ月たった。

「ラーメン マル」で提供する「煮玉子ラーメン」

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 石丸裕二さんと妻の沙織さんが2016(平成28)年6月から今年4月まで、佐賀市多布施で営業してきた「らーめん家MARU」を移転し、開いた同店。裕二さんは県内のラーメンチェーンで経験を積み独立したが、オープン直前になっても思い通りのスープができず、また、開店直後のにぎわいが多い時期を過ぎると客が遠のき、閑古鳥が鳴くほど経営に苦労する時期もあったという。裕二さんが「師匠」と呼ぶ、福岡市内の製麺会社社長から豚骨ラーメンの指導を受け技術が向上し、少しずつリピーターも増えてきたという。

 5月24日にオープンした同店は自宅を兼ねる新築の物件。賃貸ではなく自身の店を構えたいと、昨年夏から中古物件を中心に探していたが契約に至らず、物件探しの難しさを感じていたところ、「師匠」が物件探しに協力。2人の生活圏にある道路沿いの現在の場所を見つけ、出店場所として推薦。所有者から土地を譲ってもらえることになったという。店内はカウンター8席を備える。

 ラーメンはあっさりとした豚骨が特徴で、チャーシューは、スライスしてすぐに提供、リピートも多いという。メニューは、「ラーメン」(700円)、「煮玉子ラーメン」(820円)、「チャーシューメン」(950円)、チャーシューメンに煮卵とのり2枚が入った「特製ラーメン」(1,070円)や「特製赤丸ラーメン」(1,120円)。ギョーザや唐揚げと組み合わせたセットメニューも用意する。

 裕二さんは「新たな店でも夫婦2人で切り盛りし、長く愛してもらって、我々がおじいちゃん・おばあちゃんになってもやっていけるよう、ラーメンを提供していきたい」と話す。

 営業時間は11時~14時30分。

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