「焼き芋 およよ」（佐賀市兵庫南2）が12月27日、オープンした。

「焼き芋 およよ」の焼き芋

　店主の田原真沙也さんは7年前、「焼き芋を本気で焼きたい」と思い、サツマイモの産地・鹿児島県内の各地を訪ね、「マミーズカフェ」（鹿児島県垂水市）の焼き芋に出合った。同店との交流を通じて、焼き芋の焼き方を教えてもらい、「いい芋がある」と芋を送ってもらうようになり、田原さんは運送業などの仕事をしながら、友人に芋を焼き、反響の良さを感じるようになったという。昨年秋、同カフェから「今季、質の良い芋が多く手に入る」と聞き、念願の店を開いた。「小さくてもいいから、商品と一緒にちょっとした驚きや幸せを届けたい」との思いを店名に込めた。

　商品は、鹿児島県産「紅はるか」を使った「ほかほか焼き芋パック」と「冷やしパック」（標準サイズ＝680円、ハーフ＝350円）のみ。1月中はプレ価格（標準サイズ＝600円、ハーフ＝300円）で販売する。

　田原さんは「来店間もないが、既に3日に1回買ってもらうリピーターもいて、『自宅ではここまでおいしくできない』という感想も頂いた。今後、ほかの品種の焼き芋や夏に向けた芋スイーツなど、商品の幅を広げていきたい」と話す。

　営業時間は10時30分～19時。