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佐賀・愛敬通りに海鮮丼専門店「佐賀」 複数の飲食経験と海鮮丼好き生かし出店

海鮮丼専門店「佐賀」店主の三島大典さんの長女で子ども店長を務める彩愛さん

海鮮丼専門店「佐賀」店主の三島大典さんの長女で子ども店長を務める彩愛さん

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 海鮮丼専門店「佐賀」(佐賀市愛敬町、TEL 0952-65-3327)が9月21日、愛敬通りにオープンした。

海鮮丼専門店「佐賀」で提供する「ミニ海鮮丼」

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 店主の三島大典(だいすけ)さんは20歳から飲食に関わり、佐賀市内の炉端焼き店の店長を皮切りに日本料理店や仕出し店、豆腐料理店などで修業を積んだ。2010(平成22)年から3年間上京した後、佐賀に戻り、飲食から離れ佐賀市大和町でペット霊園を開業した。

 三島さんは、長女の彩愛(あやめ)さんの成長で教育費などにお金がかかることから、事業にもう一つ柱を増やしたいと考え、これまでの飲食経験と、北部九州各地の海鮮丼を食べて回るほどの海鮮丼好きを生かした専門店の開業を決めた。ターゲットを地元以外の人にも来店してもらいやすいようにと、当初、佐賀大和インターチェンジ近くでの出店を予定していたが、直前で出店できなくなり、不動産店から紹介を受けた愛敬通りの物件で出店を決めたという。店内は、カウンター8席、小上がり席4卓16席。

 メニューは、「ミニ海鮮丼」(1,078円、あら汁・茶わん蒸し・サラダ・香の物付き)をメインに、「当店のことを知ってもらいたい」(三島さん)と、平日は10食限定748円で提供。「海鮮丼」(2420円、上=3,520円)、「鉄火丼」(3,080円)、「とろ丼」(4,180円)、「いくら丼」(5,280円)、「甘えび丼」(1,650円)。「どか盛り丼」や、「海鮮食材それぞれを引き立たせるよう」調理し、しょうゆなしで楽しめる「特選 佐賀」(4,180円)も用意。米は、佐賀・白石産ひのひかり、のりは有明海の干しのりを使う。

 三島さんは「準備不足も否めないオープンだったが、既に多くの人に当店をチェックしてもらいありがたい。食材の良さを引き出した海鮮丼を提供し、スタッフの体制を整えつつ、11月以降は夕方からの営業も見据え、いつかはマグロの解体ショーなど店内イベントも企画したい。仮と考えている現在の店名を常連客に名付けてもらうことも考えたい」と話す。

 営業時間は11時~14時(ラストオーダー)。火曜定休。

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