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佐賀市愛敬に居酒屋「ナナホシテントウ」 店主は東京で店長経験、父が料理人

「旨飯よか酒 ナナホシテントウ」店主の佐々木康平さん

「旨飯よか酒 ナナホシテントウ」店主の佐々木康平さん

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 居酒屋「旨飯(うまめし)よか酒 ナナホシテントウ」(佐賀市愛敬町、TEL 0952-97-9273)が4月3日、佐賀市役所南の「山ビル」2階にオープンした。

「旨飯よか酒 ナナホシテントウ」のオープンキッチンとカウンター席

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 店主の佐々木康平さんは県南西部の白石町出身。飲食店を手がける「楽コーポレーション」(東京都世田谷区)が運営する町田や渋谷の居酒屋で店長を経験し、2020年2月に退職。佐賀に戻り、県内の温泉旅館で総料理長を務めた父・修さんを料理人に迎え店を開いた。康平さんは「地元・白石や嬉野を含めさまざまな物件や周辺の飲食店を訪ねる中で、お客さんと良い関係を築いている店が多いと感じた佐賀市内での出店を決めた」と振り返る。

 席数は、カウンター6席、テーブル24席。「目が行き届く範囲でお客さんに十分楽しんでもらいたい」(康平さん)とオープンキッチンと席を配置。「四方八方に途切れることのない」という縁起をこめて店内各所に唐草模様をあしらい、器や照明には有田焼を採用するなど、内装にはこだわったという。店名は「幸運の予兆に現れるというてんとう虫」から「ナナホシテントウ」と名付けた。

 メニューは、店の三大名物「牛すじ煮込み」(803円)、「刺身三点盛り」(858円)、焼き魚の原始焼き(時価)のほか、低温調理した「佐賀牛のレバ刺し」(1,320円)、「ハニーチーズ豆腐」(748円)、「鯛(たい)めし」(440円)など。150分飲み放題のコースは5,000円と6,000円を用意する。

 康平さんは「佐賀市内には所縁がなかったが、市内の飲食店などを巡る中で肉や魚、酒の仕入れ先を教えてもらうなどいい人が多いと感じた。『佐賀のエンターテイナー』を目指し、人がやっていないことをやり、お客さんを楽しませたい。この店をしっかりつくり上げた先には福岡や東京での出店も目指したい」と意欲を見せる。

 営業時間は17時30分~23時。

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