佐賀バルーンミュージアム（佐賀市松原2、TEL 0952-40-7114）2階常設展示場の一部が2月1日、リニューアルされた。

「バルーンになって飛ぼう」をテーマにリニューアルした「佐賀バルーンミュージアム」常設展示

　2016（平成28）年10月に佐賀市が開いた同施設。昨年、3年ぶりに有観客で開催された熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」。毎年11月に開催する同イベントに加え佐賀市周辺では例年、5月下旬～6月中旬と10月下旬～翌年2月の期間の週末を中心に、地元バルーニストが熱気球のフライトを行っているが、市は佐賀のフライトシーズン外でも年間を通じて「熱気球」を体験してもらおうと施設を整備。

　館内には「佐賀バルーンフェスタ」や熱気球フライトを280インチの大画面で楽しめる「スーパーハイビジョンシアター」、熱気球の仕組みや歴史、競技大会や競技の種類を紹介する展示エリア、約50年前に日本初の有人飛行に成功したという熱気球「イカロス5号」の実物を展示する「熱気球の殿堂」エリア、熱気球パイロット体験できる「フライトシミュレーター」も用意する。

　今回リニューアルしたのは2カ所の展示で、「バルーンから見た世界」をテーマに、大型モニターにバルーンフェスタの映像を映し出し、バルーンをイメージした球体が光を放つ展示と、「バルーンになって飛ぼう」をテーマに、自身の顔が映ったバルーンがバルーンフェスタ会場をフライトする展示。いずれも光と音、映像でバルーンとバルーンフェスタの世界を表現したという。

　開館時間は10時～17時（入館は16時30分まで）。月曜休館（3月26日まで休館なし）。入場には同館の観覧券（大人＝500円、小中高生＝200円、小学生未満無料）または年間パスポート（大人＝1,000円、小中高生＝400円）が必要。