佐賀県内のご当地キャラクターのペーパークラフトを展示する「さがのキャラフト展」が3月4日、佐賀市立図書館（佐賀市天神3）2階中央ギャラリーで始まった。主催は「デザインクラブ佐賀」。

佐賀県観光連盟「壺侍」「壺にゃん」

　グラフィックデザイナーなどのメンバーで構成する同団体。活動の一環として地元に関するペーパークラフトデザインや制作指導を行っており、佐賀県主催のものづくりイベント「ものスゴフェスタ」では、佐賀市に所在する「明治日本の産業革命遺産」の一つ「三重津海軍所跡」にちなんだ蒸気船雛形模型のペーパークラフト体験を行った。

　今回は、佐賀県観光連盟の「壺侍」「壺にゃん」や有田陶器市の「ありたん」、鳥栖市の「とっとちゃん」、白石町の「しろいしみのりちゃん」、佐賀大学の「カッチー」、サガン鳥栖の「ウイントス」、佐賀バルナーズの「バルたん」など佐賀県内の62のご当地キャラクターをペーパークラフト化。制作した66体を展示する。

　「デザインクラブ佐賀」メンバーで66体のペーパークラフトを制作した福田和敏さんは「ご当地キャラをテーマにした展示は今回が初めて。1枚の紙から立体物を作るペーパークラフトに興味を持ってもらえたらと佐賀で身近なキャラクターを選んだ。コロナ禍でワークショップができていないが、改めて子どもたちに教える機会をつくりたい」と話す。

　開催時間は10時～17時（最終日は14時30分）。月曜休館。入場無料。3月9日まで。