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佐賀のノリ工場直売所が15周年、感謝祭開催へ パッケージロゴ手掛けた書家のライブも

川原常宏社長(左)と「のり道楽」スタッフ

川原常宏社長(左)と「のり道楽」スタッフ

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 有明産ノリの製造販売メーカー「三福海苔(さんぷくのり)」(佐賀市川副町犬井道)で10月1日・2日、直売所「のり道楽」の15周年感謝祭が開催される。

「香味のり」などが並ぶ「のり道楽」店内

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 1971(昭和46)年の創業当初から個人客や料理店などへ、ノリの直接販売を行い、現在は台湾や香港などにも販路を拡大しているという同社。

 直売所は、「直接来店してもらい、ゆっくりとノリを選んでもらう場を作りたい」との思いから、2001年の工場建て替えに合わせオープンした。店内には、「すしノリ」「焼きノリ」をはじめ、収穫したそのままの状態で乾燥して焼いた「香味ノリ」を並べる。

 感謝祭会場では、同社商品のパッケージロゴを手掛ける書家の江島史織さんが「書ライブ」を開くほか、「直売所の雰囲気に合うBGM」として店内で流している、神埼市脊振村在住のオカリナ&ギターユニット「Shana」のライブ、同社の商品撮影でつながりがあったというレザークラフト作家の西村由美子さんの革製品を実演販売する。焼いた餅に同社のノリを巻いた「いそべ焼」の振る舞いも予定する。

 川原常宏社長は「いつもの商品が安く買えるというよりも、感謝祭を通じて商品や店作りでお世話になっている人とお客さんにつながってもらえる機会になれば。世界一と思う有明産ノリの、地元生産者の思いをこれからも伝え続けていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~17時。

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