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佐賀市兵庫北にレストラン「カフェドゥパニエ」 歯科医が出店、生産者を応援

「カフェドゥパニエ」店主の矢島由紀さん(前列中央右)、シェフの江口美彦さん(前列中央左)とスタッフ

「カフェドゥパニエ」店主の矢島由紀さん(前列中央右)、シェフの江口美彦さん(前列中央左)とスタッフ

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 レストラン「cafe du panier(カフェ・ドゥ・パニエ)」(佐賀市兵庫北2、TEL 0952-97-6941)が12月3日、ゆめタウン佐賀近くにオープンした。

「cafe du panier」店内

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 「ゆきデンタルクリニック」(同)院長の矢島由紀さんが開いた同店。矢島さんは、「食を通じた心豊かな生活と健康を伝えたい」と食育がテーマのセミナーの開催や、地域での循環を支えるための地元の生産者を応援する活動を続けており、その拠点となるレストランを開きたいと以前から考えていたという。

 出店のきっかけとなったのは2年くらい前、セミナー後の食事会の出張料理に江口美彦さんを呼んだことから。江口さんはハウステンボス「ホテルヨーロッパ」の料理長時代の2001(平成13)年に「エスコフィエ・フランス料理コンクール」で優勝。翌年、フランス・ソローニュで開催された「ジュネルガストロノミーエスコフィエフランス料理世界大会」で2位になった。その後、「ホテルニューオータニ佐賀」「ヒルトン福岡シーホーク」などでも料理長を務めた。江口さんの料理に感動した矢島さんは江口さんをシェフに迎え、「フレンチを通じて心豊かになる食を提供したい」と出店を決め、同院の駐車場だった場所に店舗を新築した。席数は25席。

 モーニング(9時~10時30分)には、「モーニングプレート~太陽と大地の恵み~」(1,320円)を用意。ランチタイム(11時30分~13時30分)には、「レギューム(野菜)」「ポアソン(魚)」「ヴィアンド(肉)」のいずれかを選べるコース「パニエランチ」を2,640円(デザート付き、3,300円)を提供、予約でフルコースも用意する。カフェタイム(13時~16時30分)には、「豚の米粉パンカツサンドと季節のスープセット」(1,630円)などの軽食や「フルーツメランジェパフェ」「豆乳と平飼い卵の米粉パンのフレンチトスト」(以上1,100円)などのデザートを提供。ディナー(木曜~日曜・18時~)は前日までの予約制で、コース料理(6,600円~)を提供する。マルシェコーナーでは、地元農家の米や野菜、みそや調味料、米粉の焼き菓子などを販売する。

 矢島さんは「モーニングからディナーまで、それぞれの時間帯に応じたメニュー通じてぜいたくな時間を過ごしてもらいながら、生産者の思いが伝われば」と話す。

 営業時間は9時~17時(ディナーは予約時のみ)。

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