佐賀県庁（佐賀市城内1）本庁舎・県民ホールで8月22日、「家族の写真展」が始まった。

ホール中央に撮影用の特別スタジオも設置されている。

　「子どもの笑顔や家族の成長など、家族のかけがえのない瞬間に寄り添いたい」と佐賀市の写真館「ハレノヒ柳町フォトスタジオ」（佐賀市柳町）代表の笠原徹さんらが2015年2月にスタジオを立ち上げてから撮影した家族写真を、その関係性や時の流れに合わせ複数枚組み合わせて表現した作品約30点を展示する。

　ほかにも、会場に特別スタジオを開設し、2人以上の家族や結婚を控えたカップルをカメラマンが撮影しプリントする無料サービスを行うほか、同スタジオが開く写真教室の卒業生が自ら結成したという「ハレノヒ写真部」の写真展示、外国からのカップルを撮影するフォトウエディング企画「Saga Wakon（サガ ワコン）」の展示も行う。

　笠原さんは「写真館での撮影を通じてたくさんの素晴らしい家族に出会えたことを伝えたいと写真展を開いた。自分たちを撮った家族の写真を改めて欲しいと思ってもらえるような写真、時間が経っても改めて自分の子どもに見せたくなるような写真を撮影してきた。いろんな家族の形を見ることで、家族がいる喜びを感じてもらいたい。ぜひ、若い世代の人にも見に来て欲しい」と呼び掛ける。

　開催時間は10時～17時（最終日は16時まで）。観覧無料。今月28日まで。