プレスリリース

【佐賀県】“真紅の世界に、こころ躍る” 昨年4.6万人が感動した紅葉の名所 国の名勝 「九年庵」 秋の一般公開を開催します

リリース発行企業:佐賀県

情報提供:




九年庵秋の一般公開 公式サイト


 国の名勝「九年庵」は、神埼市街や筑紫平野、有明海を一望できる優れた景観を持つ庭園で、佐賀県にとって文化的価値の高い大切な財産です。11月の紅葉シーズンはモミジの紅と苔の緑、そしてあたたかみのある茅葺(かやぶき)屋根とのコントラストが大変美しく、佐賀の秋の風物詩になっています。

 この「九年庵」において、秋の一般公開を2026年11月14日(土曜日)から11月29日(日曜日)まで開催します。今年も昨年に引き続き、公開期間を16日間に拡大し、より多くの皆様に紅葉が彩る名勝庭園の魅力をお楽しみいただけます。

 また、期間中に嬉野茶のふるまいや演奏会を開催します。秋の味覚を楽しめるフードブースも準備しています。


-九年庵秋の一般公開について-
















 今年の九年庵秋の一般公開では、赤熊太鼓に始まり、篠笛やジャズ、アコーディオン、四重奏、そして横笛やサクソフォンなど幅広い演奏が楽しめる「九年庵 演奏会」や、佐賀の名産・嬉野茶のふるまい、佐賀の銘菓の販売、多彩なキッチンカーの出展など、九年庵の散策を一層楽しめる“おもてなし”を準備してお待ちしています!

【公開期間】
 2026年11月14日(土曜日)から11月29日(日曜日)

【公開時間】
 午前8時から午後4時まで

【場所】
 佐賀県 神埼市 神埼町的(ゆくわ)字仁比山(にいやま)

【観覧料】
 ・一人につき1,000円(高校生以上)
 ・障がい者手帳又は指定難病医療受給者証をお持ちの方は無料
 ・県外在住者の方で希望の方は、現地決済型ふるさと納税を一人につき寄附額4,000円でも観覧可能

【九年庵までのアクセス】
 ・電車:JR長崎本線神埼駅からタクシー・路線バス利用で約10分
 ・高速バス:長崎自動車道高速神埼バス停下車徒歩約15分
 ・車:長崎自動車道東脊振ICから車で約10分

【駐車場】
<一般の方>
 お車でお越しの方は、「旧ホテル神埼温泉跡地臨時駐車場」(駐車料金500円)をご利用ください。また、土日祝日は、「吉野ケ里公園臨時駐車場」(駐車料金500円)もご利用可能です。「吉野ケ里公園臨時駐車場」から九年庵までは、無料シャトルバスを運行します。
※九年庵前の駐車場は利用不可
※仁王門からの仁比山神社参道は、期間中午前7時30分から午後5時まで車乗り入れ不可
※仁比山公園駐車場は身体障がい者手帳の提示で利用可能

<団体の方>
 団体のバスでお越しの方は、「仁比山公園駐車場」にて下車できます。バスの運転手の方は「王仁博士顕彰公園」へバスを移動して待機してください。
(駐車料金(1台あたり))
 ・普通車:500円
 ・マイクロバス:2,000円
 ・大型バス:3,000円


-九年庵 演奏会-

 赤熊太鼓に始まり、篠笛やジャズ、アコーディオン、四重奏、そして横笛やサクソフォンまで。紅葉に包まれた庭園を舞台に、古と今が響きあう音楽が彩りを添えます。(※各日午前11時~、午後2時~の演奏2回を予定しています。)

【太鼓演奏】 赤熊(しゃぐま)太鼓保存会
 出演日:11月14日(土曜日)



 約600年前に佐賀県吉野ヶ里一帯で起きた田手畷(たでなわて)の戦の際に太鼓、鐘を打ち鳴らし戦に勝利したことをモチーフに1986年に結成。
 吉野ヶ里をイメージした曲、並びに時代にとらわれないオリジナルの曲を創作し活動を行っている。(雨天中止予定)



【篠笛演奏】 佐藤 和哉
 出演日:11月15日(日曜日)



 1981年、佐賀県唐津市生まれ。笛の音で景色を彩る奏者であり、情景から曲を紡ぐ作曲家。2012年の国宝・薬師寺東塔解体式典での献笛を機に、篠笛奏者の道へ。自身作曲の「さくら色のワルツ」が、ゆずの「雨のち晴レルヤ」のモチーフ曲として採用され日本レコード大賞優秀作品賞を受賞。このほか、多数の映画・ドラマに音楽で参加。唐津観光大使、嬉野こころ大使も務める。



【JAZZ演奏】 佐賀モダンJAZZオーケストラ
 出演日:11月21日(土曜日)



 佐賀を代表する老舗ジャズオーケストラで、54年の歴史を誇る。
 最年長、79歳から最年少26歳と幅広い年齢層で構成しています。年間の主な活動はビッグバンドライブ、ビッグバンドフェスタ、佐賀市民芸術祭のオープニングジャズステージなど。



【アコーディオン演奏】 吉岡 美湖
 出演日:11月22日(日曜日)



 佐賀県出身のアコーディオン奏者。
 ヨーロッパ伝統音楽、ポップスを背景に持ち、アンビエントな即興演奏を交えた独自のサウンドで空気をつくる。
 九州各県、東京、関西などで企画・出演するほか、国内第一線クラスの演奏家による佐賀県での公演を興行し、地方で触れられる文化の多様化に励んでいる。



【管弦楽演奏】 アルモニア管弦楽団
 出演日:11月23日(月曜日・祝日)



 『アルモニア管弦楽団』は、2002年に佐賀で創設されたオーケストラで、クラシック公演や地域イベントを通じて音楽の魅力を広く届けている。



【横笛演奏】 望月 美都輔
 出演日:11月28日(土曜日)



 千葉出身。東京藝術大卒業。同大学院修了。古典芸能の継承を担う一方、歌唱と演奏を組み合わせた独自のパフォーマンスで他ジャンルとのコラボ活動も得意とする。佐賀県武雄市にて横笛稽古場しのの芽主宰。令和7年佐賀県芸術文化奨励賞。



【サクソフォン演奏】 大坪 俊樹
 出演日:11月29日(日曜日)



 佐賀県吉野ヶ里町出身。武蔵野音楽大学器楽科木管楽器を首席で卒業し、東京藝術大学修士課程を修了。現在では『歌うサクソフォン奏者』として多岐にわたるジャンルでの演奏活動を全国的に展開しており、後進の育成にも力を注いでいる。第15回“万里の長城杯”国際音楽コンクール管楽器部門大学の部第1位。第56回佐賀県新人演奏会にて佐賀県新人奨励賞(最高位)を受賞。布施明、小曽根真氏らと共演。日テレ『news zero』、テレ朝『ざわつく金曜日』、NHK『クラシック音楽館』『NHKのど自慢』等、地上波メディアへの露出多数。ラジオ番組への出演多数。SDGs吹奏楽団員(JICA東京国際協力サポーター)。


-至福のひととき-




 11月14日(土曜日)から11月23日(月曜日・祝日)までの期間は、九年庵に隣接する仁比山神社境内で、呈茶(和菓子付き)をお楽しみいただけます。
 11月24日(火曜日)から11月29日(日曜日)までの期間、紅葉に包まれた九年庵で、佐賀が誇る香り豊かなお茶をご準備しています。日替わりで登場する老舗の和菓子は、佐賀が誇る職人の手仕事の結晶です。香り高いお茶とともに、心づくしの甘味をゆるり味わいながら、秋のひとときをやすらかにお過ごしください。
※和菓子は販売になります。


【出店情報】
※販売予定の商品については、変更になる場合があります。


高橋餅本舗 福屋



 約130年前に初代が旧長崎街道『高橋』の近くで商店をはじめる。地元佐賀の魅力を美味しさで伝えてゆけるように、心をこめてお菓子を作っている。



大原老舗 佐賀



 1850年の創業以来変わらない信念『時代に左右されない美味しさ』、この言葉に忠実に、変わらない製法で味わいを守り続けている。



甘陣屋



 1950年、佐賀市で和菓子づくりからはじまった丸きんまんじゅう。昔ながらの味を大切に受け継ぎながら、季節の素材や彩りを大切にした和菓子から洋菓子まで、幅広いお菓子をお届けしている。


-フードブース-

 多彩なキッチンカーなどが並ぶ、賑わいのエリア。焼き芋や和スイーツ、ベビーカステラやりんご飴など、幅広い世代に愛される味が揃います。散策の合間にふと立ち寄って、とっておきの秋の味覚をどうぞ。出店一覧は公式Webサイトにてご確認ください。
※一般公開期間中の出店情報については、九年庵の公式Xにて随時お知らせします。

【出店店舗情報】
※下記店舗が日替わりで3~4店舗ずつ出店予定。
※出店予定のキッチンカーについては、変更になる場合があります。





-散策コース-

 紅葉の庭をあとにすれば、歴史の息づく社や由緒ある建物、静かな寺院が迎えてくれます。歩き疲れたら、地元の名産や甘味でもひと休み。足湯に身をゆだねれば、心までほぐれるひとときに。散策の締めくくりには、賑わいあふれる公園で、食や芸に触れる秋の愉しみが待っています。




1.仁比山神社



 1300年の歴史を伝える古社。神埼の鎮守として今も人々に敬われています。


2.仁比山地蔵院



 古より人々を見守る地蔵菩薩を祀る寺院。静寂に包まれた佇まいが心を癒します。


3.伊東玄朴旧宅



 蘭学者・伊東玄朴の旧居で、近代医学発展の歩みを今に伝える歴史的建造物で、佐賀県史跡です。


4.仁比山神社仁王門



 仁比山護国寺の歴史を伝える仁王門。神埼市指定文化財の金剛力士像が安置されています。


5.もみじの湯



 愛逢橋そばの日帰り入浴施設。男女別浴場と檜の足湯で自然を満喫できる憩いの湯です。


6.仁比山公園



 四季の自然が豊かな憩いの公園。映える美味しいキッチンカーや猿回しもあり賑わっています。


名勝 九年庵(旧伊丹氏別邸)庭園 ~大実業家たちが磨き上げた、歴史と自然が息づく庭園~




 九年庵は、佐賀県神埼市の城原川支流に向かってひらいた小谷間、仁比山神社の参道沿いにある名勝庭園です。佐賀の近代化に大きく貢献した実業家・伊丹文右衛門、弥太郎親子によって明治時代に築かれました。
 現在は佐賀県が所有・管理をしており、春と秋の年に2回、期間限定で公開しています。春には眩しいほどの新緑と澄んだ空気、秋にはモミジの紅と苔や山林の緑、そしてあたたかみのある茅葺屋根とが生み出す景観が大変美しく、毎年公開期間中には県内外から多くの方にお越しいただいています。


【九年庵の歴史】



 現在の九年庵の土地は、奈良時代の天平元年(729)に聖武天皇の勅願で行基が草創したと伝わる仁比山護国寺の跡地に位置しています。仁比山護国寺は仁比山神社の神宮寺であり、かつてこの地には三十六もの宿坊が立ち並び、修験道の聖地として栄えていましたが、明治初期の神仏分離令により廃寺となりました。
 仁比山護国寺が廃寺となった後、この由緒ある土地を入手したのが、佐賀藩出身の実業家・伊丹文右衛門です。伊丹家は明治維新の頃まで「鉄屋」の屋号で佐賀藩主鍋島家の御用達もつとめた家柄で、近代に入ってからは、佐賀財閥御三家の一角として、銀行設立や鉄道開業、新聞創刊、発電所の創設など佐賀の近代化に大きく貢献しました。
 九年庵は、文右衛門が隠居の地として旧寺院跡を取得し、1892年に別邸を建てたことに始まります。文右衛門の死後、弥太郎がこの地を受け継ぎ、1900年から実に9年の歳月をかけて庭園を築造しました。

 庭園の作庭を手がけたのは、久留米市誓行寺の住職であり、京都で作庭技術を学んだ阿理成(ほとり りじょう)という人物です。彼は茶庭を得意とし、その作風は、林間をわずかに切り開き、その中に茶室を建てる趣を理想とした「自然流」と呼ばれるものです。九年庵の築造の際も「庭園にとって山林は重要である」と山林の伐採を止めるよう伊丹氏に進言し、山林の保護に努めた逸話が残っています。
 大正期には、政界を退いた大隈重信夫妻の歓迎会が催されるなど、九年庵は社交の場としても活用されました。1920年には茶室が新築され、富岡鉄斎の書による「九年庵」の扁額が掲げられました。
 その後、昭和初期に一時保存が危ぶまれましたが、1960年に実業家の倉田泰蔵氏が九年庵を取得し、日本庭園史学の第一人者・森蘊(もり おさむ)博士らの監修のもとで、建物の増改築や庭園の改修を行いました。この整備により、今に残る九年庵の形が完成しました。
 倉田泰蔵氏の没後、1983年に佐賀県が所有することとなり、1988年から秋の一般公開が始まりました。1995年には、古い寺院の歴史を継承し、明治期の特徴を残す庭園と建物が周囲の自然と一体となってよく保存されており、庭園を主体とした文化史上きわめて価値の高い庭園として、国の名勝に指定されました。






佐賀経済新聞VOTE

「ゾンビランドサガ2027 in SAGAアリーナ(仮)」開催決定記念!フランシュシュで、あなたの推しメンバーは?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL