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有田焼カップ酒「ノマンネ」に新柄 佐賀空港土産品店「サガエアー」とネットで販売へ

有田焼カップ酒「NOMANNE」の新柄「桜錦」「変わりだるま」をアピールする「sagair」スタッフ

有田焼カップ酒「NOMANNE」の新柄「桜錦」「変わりだるま」をアピールする「sagair」スタッフ

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 「さが県産品流通デザイン公社」(佐賀市城内1)が3月1日、古伊万里酒造(伊万里市二里町)の有田焼カップ酒「NOMANNE(ノマンネ)」の新柄「桜錦」「変わりだるま」の販売を始めた。

有田焼カップ酒「NOMANNE」の新柄「桜錦」「変わりだるま」と、これまで展開してきた「牡丹唐草」「蛸唐草」「橘」「芙蓉手」「ぼたん」

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 伊万里の方言で「飲みませんか」「飲んでみて」を意味する「ノマンネ」。古伊万里酒造が2006(平成18)年、佐賀県産品ブランド化支援事業アイデアコンテストで「佐賀の地酒が入った有田焼カップ酒」を提案し、銅賞を受けたことをきっかけに商品化した。古伊万里様式の「牡丹(ぼたん)唐草」、染め付けの「蛸(たこ)唐草」、鍋島様式の「橘(たちばな)」、染め付けの「芙蓉手(ふようで)」、柿右衛門様式の「ぼたん」の一合入りカップ酒を5種類展開し、2007(平成19)年に国土交通省が主催する「魅力ある日本のお土産コンテスト食品部門」で銅賞と香港賞を受けた。

 同公社の石原友美さんによると、佐賀空港(佐賀市川副町犬井道)ターミナルビルで同公社が運営する土産品店が昨年4月に「sagair(サガエアー)」にリニューアルオープンして以降、有田焼カップ酒は、酒を楽しんだ後のコップを花瓶やペン立てなどに使う人が多いなど根強い人気があったことから、同公社が主体となり16年ぶりとなる新しい柄を企画したという。

 新柄は、古伊万里酒造が酒蔵に転身する前の江戸~明治期に呉服店を営んでいたという前田家に代々伝わる器の中から、「桜」「鹿の子斑」をあしらった「桜錦」と、崩した形の表情を持つだるまを連続して配した「変わりだるま」を採用。有田焼の絵付師が円柱デザインを起こした。

 石原さんは「明治時代の器を基に製作したカップ酒販売に合わせ、これまでの5種類のカップ酒もパッケージデザインを改めた。佐賀の土産品としてぜひ手にしてほしい」と話す。

 価格は、新柄2点セット=5,500円。「サガエアー」、「SAGA BAR(サガバー)」オンラインショップで販売する。

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