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佐賀のカフェ「トナカイコーヒー」が絵本制作 「コーヒーができるまで」

絵本「コーヒーができるまで」をアピールする「トナカイコーヒー」店主の鹿江泰貴さん(左)と妻の亜咲美さん(左から2人目)、同店スタッフ(右)、絵本作家・とどむめるさん(右から2人目)

絵本「コーヒーができるまで」をアピールする「トナカイコーヒー」店主の鹿江泰貴さん(左)と妻の亜咲美さん(左から2人目)、同店スタッフ(右)、絵本作家・とどむめるさん(右から2人目)

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 佐賀・国道208号線沿いのカフェ「トナカイコーヒー」(佐賀市北川副町新郷)が1月15日、絵本「コーヒーができるまで」を発売した。

絵本「コーヒーができるまで」が並ぶ「トナカイコーヒー」店内の棚

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 トナカイコーヒーは、鹿江泰貴さんと妻の亜咲美さんが2022年12月、亜咲美さんの実家の製パン会社「福田製パン」がかつて営業していたパン店「なないろぱんや」の物件を改装し、オープン。店舗のロゴやウエルカムボードを佐賀在住の絵本作家・とどむめるさんが手がけた。

 「コーヒーができるまで」は、同店とどむめるさんが共同で制作した絵本。オープン時から両者が考えていた「絵本を通じて『トナカイコーヒー』の世界観を表現したい」という思いを形にしたという。絵本には、コーヒーの木の実「コーヒーチェリー」を主役に、一杯のコーヒーになるまでのいくつもの工程をイラストにし、「なりたいいっぱい(一杯)を目指して旅する」というストーリーの絵本にまとめた。昨年8月から何度も打ち合わせを重ね、同店がコーヒーの焙煎(ばいせん)を依頼する「オリジンコーヒー」(兵庫南4)も監修で協力した。

 とどむめるさんは「この絵本を手がけるまで、コーヒーがコーヒーチェリーからできることを知らなくて、コーヒーについてものすごく勉強する機会になった。図鑑のような絵本に仕上がり、子どもはもちろん、大人でも楽しめる内容になった。コーヒーを自由に楽しんでほしい。そして、『コーヒーのように自由に生きていいんだよ』と子どもたちにも伝わるといいなと思う」と話す。

 泰貴さんは「佐賀のコーヒーシーンを盛り上げる一冊に仕上がった。早速、子ども連れのお客さんから手にしてもらっている。絵本に共感してもらえるコーヒー店があれば、店にも置いてもらえるようにしていきたい」と話す。

 価格は1,650円。店頭とインスタグラム、とどむめる公式LINEで販売する。

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