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佐賀在住イラスト作家・やましたみほこさんが初の絵本「だんごノート」出版

初出版した絵本を手にするやましたみほこさん

初出版した絵本を手にするやましたみほこさん

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 佐賀市在住のイラスト作家・やましたみほこさんが9月16日、自身初の絵本「だんごノート」を出版した。

やましたみほこさんの絵本「だんごノート」表紙

 幼少期から絵を描くことが好きだったやましたさんが中学生の頃、文章のない絵本にストーリーを付けるという国語の授業で、完成した絵本を見た先生に「とてもすてきな絵本になったね。絵本作家になれるよ」と褒められたことがきっかけで、絵本を作りたいと思うようになったという。

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 やましたさんは夫の転勤がきっかけで2016(平成28)年に佐賀へ引っ越し、約2年間似顔絵師として活動。出産で絵の活動から離れ、絵を仕事にすることに自信が持てず一度は諦めようとしたが、また絵を描きたいと、イラストメインで活動を再開。今年7月、育児も落ち着き友人がハンドメード作品で出店した際に、一緒にはがきサイズの原画やポストカードを販売した。イラストは、「こういう世界に行ってみたい」「この世になさそうな、夢のあるものを描きたい」というコンセプトで、水彩絵の具を使い、下塗りでまず黄色を一面に塗り、その上から色を重ねることで、温かみのある色合いで絵の世界観を作り上げているという。

 やましたさんは「前から絵本用にストーリーは少し作っていたがあまり手が進まなかった。しかし、当時1歳だった息子が絵本に興味を持つようになり、自分が作ったものを読んであげたいと思い、いしだえほんの『絵本作家輩出プロジェクト』に申し込み、本格的に制作に取り組み絵本を完成させた」と話す。

 絵本「だんごノート」は、「きつねくんといい匂いいのするノートを持っているねずみくんの、初めての学校生活の中で起こる心が温かくなるお話」。購入した知人からは「子どもと一緒に繰り返し読んでいる」「子どもが絵本を読んで『お母さん、うそをついたら駄目だよ』と教えてくれた」「絵本を2冊買って、1冊を子どもが通う保育園に寄贈したら好評だった」という声が寄せられたという。

 やましたさんは「次は、小さい子どもから大人まで楽しんでもらえるような絵本を描きたい。イラストや以前していた似顔絵活動も展開していきたい」と話す。

 価格は、書籍=1,650円、電子版=660円。「いしだえほん」のホームページ、amazonで販売する。?

 出版記念のイラスト原画展が10月10日~16日、わいわい!!コンテナ(佐賀市呉服元町)で開催される。これまでの作品や描きおろしたハロウィーンのイラストも展示する。開催時間は10時~18時(10日は11時~、16日は17時まで、12日休館)。

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