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佐賀で地元MCが腹式呼吸による話し方を伝授 「おはなしボイトレ」

レッスンを主催する古賀静哥さん

レッスンを主催する古賀静哥さん

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 コミュニティーセンター「わいわい!!コンテナ2」(佐賀市呉服元町)で7月25日、腹式呼吸による発声法を学ぶレッスン「おはなしボイトレ」が開かれた。

「おはなしボイトレ」マンツーマンのレッスン風景

 MC業、歌手活動の傍ら、ボイストレーニングのレッスンを行う古賀静哥(しずか)さんが企画した同レッスン。古賀さんは元々演劇を志し、「佐賀にわか」の第一人者、筑紫美主子さんの付き人を務めたこともあった。「筑紫先生の一座で学んだことは、演劇にとどまらず、人生の糧にもなった」と振り返る。その後、佐賀市のジャズ喫茶「さてんどおる」での出演を機にジャズを歌うようになり、結婚式の司会やラジオパーソナリティーなどのMCの仕事もこなすうちに、演劇で身に付けた「正しい声の出し方」が、結果的に自身の可能性を広げてきたことに気付いたという。

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 自身が精神的な不調をきたした際に、歌の仕事を続ける中で徐々に回復できた経験があり、腹式呼吸による発声法が体にもよいと感じた。「この発声法を一般の人にも伝えたい」と、発声のスペシャリストで前日本音響研究所長の鈴木松美さんの著書を読み、ボイストレーニングの知識を深め、自宅で教室を開いた。多くの人がボイトレを受けられる機会を設けようと、市街地での講座を模索し、今回の開催にこぎ着けた。

 レッスンは、腹式呼吸の基礎理論として、表情筋をほぐし、舌を出すなど顔面の体操をした後、独自に作成したテキストを音読し活舌を良くする練習を行う。その後個別に実践練習を行う。

 この日のレッスンでは、3人が古賀さんの初指導を受けた。古賀さんは「腹式呼吸を覚えることで、どんな人でも明瞭な声が出せることを、まず身をもって体験してもらいたかった」と話す。参加者からは「楽しかった」「ストレス発散にもなった」と声が上がった。

 古賀さんは「正しい声の出し方を実践することで、自分でも驚くくらい、言葉を伝える技術が向上する。仕事でのコミュニケーションにも有効で、かつ健康にも役立つので、日々の生活が豊かになるきっかけになれば」と話す。

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