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菓子店「北島」佐賀西店が再オープン 太良町木材配置、スタッフ動線も改善

リニューアルオープンした菓子店「北島 佐賀西店」の販売スタッフ

リニューアルオープンした菓子店「北島 佐賀西店」の販売スタッフ

 西部環状線沿いの菓子店「北島 佐賀西店」(佐賀市鍋島町八戸溝)が5月19日、リニューアルし、2023年1月以来、3年4カ月ぶりにオープンした。

「北島 佐賀西店」店内に設置された、木材で作った営業時間・定休日を知らせる看板

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 1696(元禄9)年に「数珠(じゅず)屋」として創業した創業した「北島」。その後、現在の本店がある白山に移転し、日用品や雑貨を幅広く扱う「諸式(しょしき)屋」として、佐賀藩(鍋島藩)の御用商人としての役割を果たした。幕末期、佐賀藩の御用菓子司だった横尾家にオランダ人直伝とされる南蛮菓子「ボーロ」の製法を習い、現在の「丸芳露(まるぼうろ)」を完成させ、菓子店に転身。佐賀市内を中心に店舗を広げた。

 1992(平成4)年にオープンした「佐賀西店」。八戸溝南交差点に面し、神社仏閣をイメージした青銅色の屋根が特徴の建物だが、店内設備など老朽化で改装に向けた調査を進める中、コロナ禍と複数人の販売スタッフの育休が重なったため、一時的な店舗集約を兼ね、2023年1月から休業していた。

 リニューアルした店舗は、「自然の恵みに感謝しよう」という会社理念を形にするため、2024年11月に佐賀県と締結した建築物木材利用促進協定「さがの木パートナー協定」に基づき、県南西部の太良町産の杉材を使用。店内カウンター後方に幅12.4メートル・高さ2.7メートルの枠に、木材小物づくりを手掛ける「ミマツ工芸」(神埼市)が木目や年輪を生かした木材を配置。天窓からの入る自然光が来店スペースだけでなく、バックヤードにも入るように改良。加えて、主に冬季の接客にも気持ちよく対応できるよう足元空調を取り入れ、店内のスタッフ導線も見直した。また、県道267号・松尾佐賀停車場線側の道路・歩道拡張に合わせて店舗外の駐車場スペースも改め、季節の樹木を配置するなど、交通量が多い西部環状線を走る車からも印象に残る店作りを意識したという。

 常務取締役の香月務さんは「菓子づくりを支える地域の原材料への思いを太良町産の木を使い表現したが、この店をきっかけに県産木を使うことへの広がりや、社内の製造や販売のメンバーにも『自然の恵みへの感謝』の再認識につながれば。また、店舗営業時間を販売の女性スタッフが働きやすいようにするなど、細かな工夫を取り入れた。今後、当社を目指す人も安心して入社できるよう価値を高めていきたい」と意気込む。

 営業時間は9時30分~16時。水曜・日曜定休。

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