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佐賀城で小中学生向け謎解きイベント 江藤新平の特別展楽しむきっかけに

企画展「没後150年特別展 江藤新平-日本の礎を築いた若き稀才の真に迫る-」の入り口で、謎解きイベントの冊子を手にする同館企画学芸課の米倉史貴さん

企画展「没後150年特別展 江藤新平-日本の礎を築いた若き稀才の真に迫る-」の入り口で、謎解きイベントの冊子を手にする同館企画学芸課の米倉史貴さん

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 小中学生向けの謎解きイベント「江藤新平からの挑戦状! 謎解き宝探し」が3月16日、佐賀城本丸歴史館(佐賀市城内2)で始まった。

「江藤新平からの挑戦状! 謎解き宝探し」冊子

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 3月15日に同館で始まった企画展「没後150年特別展 江藤新平-日本の礎を築いた若き稀才の真に迫る-」に合わせて開く同イベント。同館企画学芸課の米倉史貴さんと宮尾みづきさんが、小中学生の来館者にも特別展を楽しんでもらうきっかけにしたいと企画した。

 未来の日本を切り開く若者たちに託すべく、江藤新平が佐賀城内に隠した「まことに賢きものだけが見つけ出せる」という宝を探すというストーリーで、自治体向け周遊イベントのプロデュースを手がける「BOUKEN WORKS」(東京都渋谷区)と共同制作した。難易度は「中学生であれば、頑張れば一人で解けるくらい」(宮尾さん)を想定。制限時間はなく、期間中の土曜・日曜・祝日であれば、翌週以降に持ち越して回答可能。全問正解者にはオリジナルステッカーを進呈する。

 米倉さんは「謎は全て、特別展で紹介する江藤の功績から着想を得たものになっているので、謎解きイベントを楽しんでから展示を見ると、『あの謎はこれをモチーフにしたものだったのか』と感じてもらえると思う。謎解きが特別展に興味を持つきっかけになれば」と話す。

 宮尾さんは「謎を解くには展示をじっくり見て、その中にあるヒントを見つけ出すことが重要。親子でチャレンジしても楽しめる難易度・内容になっているので、家族で江藤からの謎に挑みながら特別展を楽しんでほしい」と呼びかける。

 参加無料。事前予約不要。5月12日まで。

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