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海外での支援活動を行うNPOが佐賀事務所開設1周年 創設者が謝辞述べる

「テラ・ルネッサンス」創設者の鬼丸昌也さん(右)と島彰宏さん(左)

「テラ・ルネッサンス」創設者の鬼丸昌也さん(右)と島彰宏さん(左)

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 「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、海外での各種支援活動や国内での平和教育促進に取り組む認定NPO「テラ・ルネッサンス」(京都市下京区)の佐賀事務所(佐賀市呉服元町2)開設1周年記念パーティーが11月15日、ロイヤルチェスター佐賀(天神1)で開かれた。

鬼丸昌也さんと円城寺雄介さんのトークセッションに聴き入る出席者

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 市民社会組織「CSO」の支援を行う佐賀県環境部県民協働課の誘致で、昨年11月に佐賀市内に事務所を立ち上げた。イベントでは支援者らを招き、1年間の活動内容の報告を行った。

 創設者の鬼丸昌也さんは「佐賀で何ができるか全く未知数だったが、多くの人に支えられたおかげで無事1年を迎えることができた」とあいさつ。佐賀事務所の島彰宏さんは「事務所開設に当たり、県からの誘致に応じて同じく佐賀に活動場所を置いたNPOからの協力を得た」と謝辞を述べた。

 「変革への勇気が生まれるとき」と題したトークセッションでは、鬼丸さんと親交があるという佐賀県職員の円城寺雄介さんが登壇。円城寺さんが「描くビジョンに忠実になると勇気が生まれる。自分が『どうありたいか』がはっきりすると直感もさえてくるので、あとは自分の感覚を信じ、諦めないで前進し続けることが大切」と語ると、鬼丸さんも「夢が明確に定まったとき、自分がどれだけ『ワクワク』できるか。その『ワクワク』をみんなで共有できるようになると、大きなムーブメントが生まれる」と話し、白熱したトークを展開した。

 島さんは「佐賀で仕事を始めてからたくさんの素晴らしい人たちに出会い、この1年は恵まれていた。2年目はさらに挑戦していきたい」と意欲を見せる。

 鬼丸さんは「佐賀の人たちの温かみを感じ、これからも絆を深めていきたい。佐賀には外部の人を受け入れ、共に成長し合う風土がある。佐賀でのわれわれの活動を世界に発信できれば」と期待を込める。

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