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昨年の交通事故死者数、佐賀県が最少に 10万人当たりの事故件数は依然多く

交通事故多発交差点のワーストとされるSAGAアリーナ前交差点(佐賀市)

交通事故多発交差点のワーストとされるSAGAアリーナ前交差点(佐賀市)

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 警察庁が1月4日に公表した「令和5(2023)年 都道府県別交通事故死者数」で、佐賀県の死者数が全国で最も少なかった。

交通安全キャラクター「マニャー」

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 昨年の全国で発生した交通事故は30万7911件、負傷者数は36万5027人、死者数は2678人。死者数は統計がある1948(昭和23)年以降で最も少なかった前年の2610人を68人上回った。

 佐賀県の死者数は13人で、前年の23人より10人少なく、全国で最も死者が少なかった。人口10万人当たりの死者数は1.62人で、前年の2.85人を下回り、全国で3番目に少なかった。佐賀県が過去に「全国ワースト1」を連続で記録したことがある「人口10万人当たりの人身交通事故」の昨年の件数は、例年通りだと3月に公表される見込みだが、既に公表されている昨年6月までの上半期では、佐賀県は193.9件で全国で3番目に多い状況になっている。

 佐賀県では2022年から、交通安全キャラクター「Mamoranba Sagan Kotsu Manya(マモランバ・サガンコーツー・マニャー、愛称=マニャー)」による、交通マナーを守ることの大切さを訴えかける啓発活動を行っている。

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