佐賀県佐賀市(市長:坂井 英隆)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証スタンダード・証券コード3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、2026年6月23日(火)より連携をスタートいたします。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、佐賀市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。

■背景・経緯
佐賀市では、エコマーケット(フリーマーケット)などのイベント開催、リユース食器の貸し出し、清掃工場で回収した不要品のリユースといった、SDGs達成に向けた取組を行なってまいりました。しかしながら、高齢化に伴いごみの搬出が困難な市民が増えていることや、ごみとして排出された不要品の中にリユース可能なものが多く含まれていることを課題と感じており、市民に向けたリユース活動の周知・啓発につながる新たな施策の導入を検討しておりました。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してまいりました。そうした中で、マーケットエンタープライズが佐賀市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リユースショップに一括査定依頼され、買取価格・日時・買取方法・口コミなどを見て比較することができます。一度の依頼だけで不要品の査定結果をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ168万人(2026年2月末日時点)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/
■佐賀市の課題と「おいくら」による解決策
佐賀市では、事前申請による戸別収集にて粗大ごみの有料回収を行なっておりますが、大型品や重量のあるものでも、市民が自宅の外へ運び出す必要があります。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになります。加えて、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取できる可能性があります。「おいくら」を通じて買取を依頼すれば、最短で当日の不要品売却・受け渡しが可能となります。なお、市民のサービス利用はもちろん、市の費用負担もありません。
■今後について
6月23日(火)15時30分(公開時間が前後する可能性があります)に佐賀市ホームページ内(https://www.city.saga.lg.jp/kurashi/seikatsukankyo/1/1/5/3839.html)へ「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。佐賀市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という手軽なリユース手段が市民に認知されれば、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることができます。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指してまいります。
■佐賀県佐賀市
佐賀市は、九州の北西部に位置する佐賀県の県都です。北部に広がる山間地の温泉やダム湖、南部に面する有明海の干潟、そして中央から南部へと広がる佐賀平野の田園風景など、山から海へとつながる豊かで多様な自然環境を有しています。歴史的には、江戸時代に佐賀藩鍋島氏の城下町として繁栄し、長崎警備の任を通じて独自の科学技術や文化が蓄積されました。現代においては、JR長崎本線や長崎自動車道などの陸路に加え、南部に九州佐賀国際空港を擁し、地域経済を支える広域交通網が形成されています。特産の米や有明海産の海苔を軸とした農水産業が盛んな一方、工業団地の整備による産業誘致も進んでいます。また、国際的な熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の開催地でもあり、独自の歴史文化や豊かな自然環境と、都市機能が調和した街づくりを推進しています。
人口:224,252人(男性106,236人、女性118,016人)(2026年5月31日)
世帯数:105,955世帯(2026年5月31日)
面積:431.81平方キロメートル(2026年5月31日)
ウェブサイト:https://www.city.saga.lg.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、モバイル通信事業や情報メディアの運営など複数の事業を展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場し、現在はスタンダード市場に上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ940万人を達成しました。佐賀市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で331にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/