見る・遊ぶ

佐賀のイラストレーター・ヒロノブさん、似顔絵客数2万5000人に 7年半で達成へ

子どもたちと会話を楽しみながら似顔絵を描くヒロノブさん

子どもたちと会話を楽しみながら似顔絵を描くヒロノブさん

  •  

 佐賀市在住のイラストレーター、ヒロノブさんが間もなく、似顔絵販売の累計客数2万5000人を迎える。

似顔絵を手に笑顔を見せるヒロノブさん

 ヒロノブさんはショッピングモール「モラージュ佐賀」(佐賀市巨勢町)で2010年11月から毎週土曜・日曜、客の似顔絵を描き販売している。

[広告]

 ヒロノブさんは小学生のころから趣味でアニメや漫画のキャラクターの絵を描き始め、大学卒業後1年は一般企業でシステムエンジニアとして働いていたが、働き始めてから絵を描く時間がなくなり、「どうせなら人生で一度は自分が好きな絵にじっくり向き合いたい」と思い立ち、会社を辞め佐賀に帰郷。九州デザイナー学院のイラストレーション学科に入学した。

 「プロのイラストレーターになることを目標に、フリーマーケットでイラストを描く中で、もともと似顔絵は店に客を呼ぶパフォーマンスのひとつだったが、通常のイラストよりも似顔絵を希望する客が増え、似顔絵を描くのが楽しいと思うようになった」とヒロノブさん。その後、佐賀市内の「モラージュ佐賀」にはまだ似顔絵専門の出店者がいないことからモールに交渉し、似顔絵販売を始めたという。6月24日現在、2万4990人に似顔絵を描いたという。

 ヒロノブさんは「似顔絵を描き続ける中でいろいろな人生に出合った。幼稚園の卒園日から毎年やってきて似顔絵を描いてもらう女の子。結婚式当日にサプライズでプレゼントしたいとそれぞれ別の日に依頼してきた母と娘。カップルとして似顔絵を描いた2人から夫婦として結婚式のウエルカムボードを描いてほしいとの依頼を受けたこと。離島出身という女性が高校時代にお世話になった下宿先の人にプレゼントしたいと写真を持ってくることもあった。毎年来てくれる子どもたちには、なんとなく親のような気持ちを覚えることもある。断片的な時間だが、依頼者の人生に自分が関われるのはうれしい」と笑顔を見せる。

 「7年半続けてきたから2万5000人もの似顔絵を描くことができた。メディア出演や似顔絵教室の開催、デザインの仕事などに携わることもできた。今後も続けることを目標に、『未来の似顔絵師の育成』『手描き以外にデジタルでの似顔絵も始める』『似顔絵の大会である竜王賞で入選』など一つひとつの目標を達成しながら長く活動を続けていきたい」とも。

 営業時間は土曜・日曜=10時~18時。

佐賀経済新聞VOTE

「佐賀で活動する(ローカル)タレント」あなたは誰を選ぶ?