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佐賀のネイリストが「ご当地ネイル」 歴史や文化を「手描きアート」で表現

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佐賀の造り酒蔵の日本酒ラベルを描いた作品

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 佐賀市在住のネイルアーティスト川崎真子さんの手掛ける「佐賀名物ハンドペイントネイルアート」が現在、口コミで話題を呼んでいる。

自身の爪に施したハンドペイントネイルアートをPRするネイルアーティストの川崎真子さん

 ネイルアートの中でも高度なスキルを要するという「ハンドペイントネイルアート」は、既存の型などを使わず細い筆で爪に直接図柄を手描きする技法。

 川崎さんは2013年、語学留学先のニューヨークでハンドペイントネイルアートに出合ったという。その後、米国のネイルアートの専門学校を卒業し、ハンドペイントネイル専門サロンで月100人ほどの客のネイルを手掛け、現地著名人のネイルを担当したこともあるという。佐賀へは今年戻り、SNSに作例を紹介しながら自宅でネイルアート活動を続け、10月に福岡にネイルサロンをオープン。現在は佐賀と福岡を拠点に活動している。

 「佐賀名物ネイル」を始めたきっかけは、佐賀市在住の濱田裕子さんが川崎さんのSNS投稿を見たことから。江戸末期から明治初期の歴史エピソードを演じる役者集団「幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」のスタッフを務める濱田さんは「川崎さんの精緻な技術で、自分の爪に八賢人の顔を描いてもらいたい」と考え、川崎さんに提案。「『八賢人』は聞いたことはあるがどういう人物がいるのかは知らなかった」という川崎さんに、濱田さんが賢人の顔の画像を見せてイメージを伝え、1本の指の爪に1人ずつ描いてもらったという。

 以降、1カ月に1回程度のペースで濱田さんの爪に「佐賀名物ネイル」を描いているという川崎さん。2回目は佐賀県内の酒蔵が造る夏限定の日本酒ラベルデザインを施した「佐賀酒」、3回目は有田焼や唐津焼などの「佐賀の焼き物」、4回目は佐賀県産品を使った朝食を推進するプロジェクト「あさご藩」第1弾で使われた食材とシンボルマーク、5回目は同プロジェクト第2弾の食材とシンボルマークを描いた。

 濱田さんは「初めて見た人には印刷したシールだと思われるが、全て直接爪に手描きしていると言うと驚かれる。買い物の時に店員から『爪に何が描いてあるのですか?』と聞かれたり、いろいろな人に『見せて見せて』と言われ盛り上がったりする。会話のきっかけになるし、周りからは『次は何?』と期待されるシリーズになっている。佐賀のPRにもなればうれしい」と話す。

 川崎さんは「長く離れていたこともあり、地元でありながら佐賀のことはよく知らなかった。佐賀名物ネイルを手掛けることで、佐賀出身の偉大な歴史上の人物、有田焼の模様の精巧さや色使いの繊細さ、酒ラベルの美しさなどを知って勉強になり、ネイルアーティストとしての可能性を広げてもらったと思う。今後は『バルーンフェスタ』や『唐津くんち』といった地元を代表するイベント、『有明海の珍魚』や『佐賀のゆるキャラ』などユニークなモチーフを描いてみたい。ネイルを通じて佐賀の歴史や文化などを国内外に広められる存在になれたら」と意欲を見せる。

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