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有明海干潟に魚くわえるタヌキ 佐賀市在住のアマチュアカメラマンが撮影

魚をくわえ有明海の干潟を進むタヌキ(飯田豊一さん提供)

魚をくわえ有明海の干潟を進むタヌキ(飯田豊一さん提供)

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 「干潟よか公園」(佐賀市東与賀町下古賀)近くの有明海沖の干潟に6月23日、魚をくわえるタヌキが現れた。

魚をくわえるタヌキ(正面から撮影)

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 タヌキを発見、写真撮影したのは佐賀市在住の飯田豊一さん。飯田さんは2013年から仕事終わりの夕方に有明海の海岸に出掛け、有明海に沈む夕日や付近を飛ぶ鳥、干潟にすむムツゴロウの撮影を続けている。友人からの提案で、市内で写真展を開いたこともあるという。

 写真を撮影したのは23日19時15分ごろ。いつもの通り、有明海の撮影に訪れたところ、海岸から約100メートル先の干潟に普段見掛けない動物の姿を見掛け、レンズでのぞいたところタヌキが魚をくわえ移動していたことから、タヌキが驚かないよう静かに海岸を移動しながら数枚シャッターを切ったという。「突然の出来事だったので、少しぶれている写真になってしまった」と飯田さん。

 その後、自身のフェイスブックでシェアしたところ、投稿を見た人から「たぬきが干潟を歩いてる、びっくり」「これは凄(すご)いスクープ」「ピュリッツァー賞ものかも」(以上、原文ママ)など驚きのコメントが寄せられた。

 飯田さんは「泥の干潟を歩くタヌキを見ることは初めて。しかも、自分の体と変わらないくらいの魚をくわえて歩いている。何という魚かわからないが、このような光景を目にしたのは、世界で初めてなのかもしれない」と話す。

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