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佐賀の菓子工房「リーブ」が1周年 居酒屋「蔵」と卸で販売、犬同伴可のカフェも

(左から)菓子工房「リーブ」店主の宮崎美保さんと愛犬の「てっちゃん」、スタッフの山本円さん

(左から)菓子工房「リーブ」店主の宮崎美保さんと愛犬の「てっちゃん」、スタッフの山本円さん

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 菓子工房「リーブ」(佐賀市東与賀町下古賀、TEL 0952-45-7670)が1月、開設1周年を迎えた。

菓子工房「リーブ」のカフェで提供する「クレープシュゼット~温かいキャラメルオレンジソース添え~」

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 スイーツの卸販売と焼き菓子の通販を行う同工房。開設のきっかけは、店主の宮崎美保さんが市中心街で経営に携わる居酒屋「蔵(くら)」(大財1)で、手作りスイーツの提供を始めたこと。2019年7月には同店内に「KURA(くら)カフェ」をオープンし、ラインアップを増やしていく中で「卸販売をしてほしい」という要望が寄せられた。それまでは「蔵」の飲食店許可の範囲内でスイーツを製造してきたが、菓子製造の営業許可取得には設備不足だったことから、市南部で鮮魚卸と加工を手掛ける「宮崎鮮魚」の敷地内に建物を新築し、昨年1月、工房を開設した。現在は「蔵」のほか、ショッピングモール「モラージュ佐賀」(巨勢町牛島)フードコート内の「甘味喫茶NABESHIMA(なべしま)」や佐賀バルーンミュージアム(松原2)内の「ハルカフェ」、多久市まちづくり交流センター内のカフェ「DEN.DEN(でんでん)」などに卸している。

 宮崎さんは「新型コロナウイルス感染症の影響で、飲食店から『スイーツのラインアップを加えたい』と声を掛けてもらうことが増えた」と振り返る。

 犬好きという宮崎さんは昨年10月、工房内に犬を同伴できるカフェを不定期営業でオープン。席数はカウンター4席、テーブル6席。注文を受けてから焼く「本日のできたてデザート」(1,100円)、焼き菓子(330円)、ケーキセット(1,430円)を提供。ドリンクやノンアルコールワイン、「今日のワンちゃんのおやつ」も用意。店舗外にはドッグランも併設した。

 宮崎さんは「ワンちゃんを連れて行ける店が他県と比べると佐賀は少ないと感じる。当店のような店をきっかけに大好きなワンちゃんと一緒に行けるスポットが増えれば」と話す。

 カフェの営業日時はインスタグラムで知らせる。

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