佐賀経済新聞の2020年年間PV（ページビュー）ランキングは、「『ブラックモンブラン食べ放題』がネットで話題に 関連会社運営ホテルのランチで提供」が1位になった。

佐賀経・年間2位から、県内初の岸本拓也さんプロデュース・高級食パン専門店「最高な普通」

　1位の「ブラックモンブラン食べ放題」は、「アパホテル佐賀駅南口」（佐賀市駅前中央1）内の「レストラン・パリ」で、ランチタイム時にアラカルトメニュー（平日）やハーフバイキング（土曜・日曜・祝日）を注文すると、「ブラックモンブラン」などのアイスが食べ放題になるもの。同レストランは、ブラックモンブランを製造する竹下製菓（小城市小城町池の上）関連会社の「竹下コーポレーション」が運営する。ツイッターアカウント・ともぞうさんが「佐賀のホテルはブラックモンブラン食べ放題」と投稿したところ、1万1000以上のリツイート、3万4000以上のいいねが寄せられ、話題を集めた（12月11日現在）。佐賀経済新聞でも過去最高のPVを記録した。

　ランキングは佐賀経済新聞の今年1月1日から12月10日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 「ブラックモンブラン食べ放題」がネットで話題に 関連会社運営ホテルのランチで提供（8/16）

2. 佐賀に高級食パン専門店「最高な普通」 県内初の岸本拓也さんプロデュース店（11/12）

3. 佐賀・兵庫北に生食パン専門店「HARE/PAN」 九州3店目、美容業界社長が出店（3/18）

4. 佐賀・南佐賀に久留米発定食店「馬乃米」 新鮮な魚メインに低価格で提供（7/14）

5. 佐賀にテークアウトスイーツ店「おやつやみみ」 女性パティシエが開業、インスタ発信も（10/6）

6. 佐賀・中央通りに「ナナロクパン」 パン店経験夫婦が出店、街の盛り上げにも意欲（5/1）

7. 佐賀・神野公園通りにカフェ新店 店主一人で1年4カ月かけ基礎から店作り（3/24）

8. 佐賀市川副に市内初の「日本一たい焼」 「二鶴堂」のあん使用、当面は小豆あんのみ販売（12/3）

9. 佐賀市高木瀬東に熊本発天丼専門店「虎之介」 存在感ある具材使い見栄えも訴求（10/22）

10. 佐賀市兵庫南に「ステーキえん」 新型コロナの影響で居酒屋から業態変更（9/4）

　2位の「最高な普通」は、ベーカリープロデューサー・岸本拓也さんが佐賀県内で初めてプロデュースする高級食パン専門店。3位の「HARE/PAN」は、「純生食パン」をコンセプトに全国展開する生食パン専門店で、美容業界社長が佐賀県に初出店。以上高級食パン店の記事が続いた。新型コロナウイルス感染症に影響を受けた記事も多く配信したが、ランキングには飲食店新店記事が並んだ。

　新型コロナの影響で、佐賀でも飲食店の在り方について意識の変化を感じた1年となった。中でも新たな挑戦に向かう店主らには例年以上の強い思いを感じさせるコメントも多くあった。新型コロナについてはまだまだ先が見えないが、来年も引き続き、広域佐賀圏の新たな動きを発信していきたい。