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佐賀・水ケ江の洋食店「かごしま」、閉店から「復活」 店主引き継ぎで夜はフレンチに

「かごしま」新店主の波多江(はたえ)圭亮さん

「かごしま」新店主の波多江(はたえ)圭亮さん

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 佐賀市水ケ江の洋食店「かごしま」(佐賀市水ケ江2)が再オープンして1カ月がたった。

夜営業のフレンチレストラン「ビストロ・プティ・ポー」

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 重信正八郎(しょうはちろう)さんが28年前から営業してきた同店は「牛タンシチュー」を1,000円で、「クリームコロッケ」を700円で提供するリーズナブルな店として親しまれた。今年3月、長年勤めたスタッフが辞めたのを機に、多くの常連客に惜しまれながら閉店した。

 東京のフレンチレストランで修業経験がある波多江(はたえ)啓介さんは、佐賀で店を開きたいと考えていたところ、知人から同店の閉店を知り、店を引き継ぐことを決めた。重信さんから「メニューも店名も変えていい」と言われたが、閉店を惜しむ人が多いことを知った波多江さんは、昼は洋食店として、メニューを減らす一方で人気のものは残し、レシピもそのまま受け継いだ。夜は「ビストロ・プティ・ポー」と名前を変え、肉をメインにしたフレンチレストランとして営業する。

 夜のメニューは「フォアグラのコンフィ 白ポルトとマデラのジュレ」(1,280円)、「フォアグラのソテー リゾット添え トリュフソース」(1,480円)などの一品料理。シェフお薦めコース(5,000円)も提供する。1日3組限定。

 波多江さんは「佐賀の人にとって歴史や文化にもなっている同店の味を継ぎたいと思った。夢だった佐賀でのフレンチ店を夜営業で実現できてうれしい」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~22時。火曜定休。

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