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佐賀の交流施設が7周年感謝祭 地元高校生制作のアイシングボード展示も

古賀秀幸さん(右)と「わいわい!!コンテナ2」スタッフ、施設利用中の小学生たち

古賀秀幸さん(右)と「わいわい!!コンテナ2」スタッフ、施設利用中の小学生たち

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 交流施設「わいわい!!コンテナ2」(佐賀市呉服元町2)が6月9日、「7周年感謝祭」を開催する。

佐賀県立高志館高校食品流通科が2018年に制作したアイシングボード

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 佐賀市中心部の呉服元町商店街の店舗跡に立地し、市と地元住民がかつての街なかのにぎわいを取り戻す取り組みを行っている同施設。日頃の利用者への感謝を込め、市民に佐賀の街への愛着心を育んでもらおうと毎年6月に「感謝祭」を開き、飲食品販売やマルシェ、ハンドメード品のワークショップなどを行っている。

 今年の「目玉」は、佐賀県立高志館高校(大和町尼寺)食品流通科が制作する「7周年を祝うアイシングボード」の展示。施設を運営するNPO法人「まちづくり機構ユマニテさが」(白山2)の古賀秀幸さんが昨年11月に同校学園祭で展示したアイシングクッキーを組み合わせたボードの出来のよさに驚いたことから、感謝祭のために制作を依頼した。古賀さんは「街の活性化につながる活動は彼らにとって貴重な経験になるのでは」と話す。

 ほかに、芝生広場で農産物販売店「むぎわらや」(呉服元町7)などが出店するフリーマーケット、ハンドメードサークル「コンテナMADE(メード)」のレジンワークショップ(参加費500円)、折り紙作家ハッチさんのパラソルモビール作り体験会(参加費300円)なども行う。

 スタッフの江里口里紗さんは「子どもからお年寄りまで気軽に立ち寄れて、1日でさまざまな体験ができる。初めて訪れる人にも喜んでもらえるイベントにしたい。スタッフである私たちも楽しみにしている」と話す。

 古賀さんは「今回は地元の高校生と連携という新たな試みがあり、若い人たちにもこの施設を知ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。

 開催時間は11時~16時。

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