木のおもちゃを取り扱う「飛鳥工房(あすかこうぼう)」(佐賀市諸富町徳富、TEL 0952-47-5697)が現在、「木の御朱印帳」を製造販売している。
2002(平成14)年から木のおもちゃの製造販売を手掛ける同店。木の御朱印帳の製造販売を始めたきっかけは、店主の廣松美紀さんが開催している職人市の大型マルシェで「厳島(いつくしま)神社」(諸富町大中島)の世話人から「神社の存在を周知したい」と相談を受けたことから。廣松さんは、同イベントで神社の特別な御朱印を書いてもらう企画を考案。木を使ったオリジナル御朱印帳の製作も企画、スタッフと試行錯誤を重ね、8月から製造販売を始めた。ラインアップは、「うさぎの餅つき」「笑い梅」「麻の葉(カラー=赤・青・緑)」の5種類。
廣松さんは「日本の和の色味を出したいと『麻の葉』の色味にこだわった。老若男女ともに人気で、最近は学生が祖母へのプレゼントに購入してくれたり、知人からも『こういうものが欲しかった』と手にしてもらったりと、徐々に広まっている。これまで販売してきた木のおもちゃは年齢層が制限される製品だったが、木の御朱印帳は老若男女に喜んで使ってもらっているので、これからもより多くの方に手に取ってもらえる製品を作っていきたい」と笑顔を見せる。
価格は3,850円。同店と飛鳥工房のホームページで販売する。