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佐賀のベビー用品ブランド新作 赤ちゃんの「すする力」養うマグ&スプーン発売へ

「SUSURU」マグカップを使う赤ちゃん

「SUSURU」マグカップを使う赤ちゃん

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 佐賀のベビー用品ブランド「RACCO(ラッコ)」の0~1歳用マグカップとスプーンをセットにした新作「SUSURU(ススル)」が4月1日、発売された。

「SUSURU」マグカップとスプーン

 子育て中の女性を対象としたイベントやセミナーの開催、商品開発などの事業を手掛ける「オヤモコモ」(佐賀市高木瀬西4)が運営するブランド。2015年12月、初のオリジナル商品として赤ちゃんの姿勢安定をサポートする抱っこ布団「RACCO」と赤ちゃんを寝かせる時に併用する「ネドコBAG(バッグ)」を発売。昨年はネドコBAGの小型版「ネドコット」、今年は多機能ベビーマット「KIKI(キキ)」を発売し、好評を得た。

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 赤ちゃんの離乳食をサポートする新商品を作れないかと考えていた代表の山下千春さんは、口腔発達アドバイザーの三木えりかさんに出会い、「ストロー付きカップを使う赤ちゃんが、口の力を身に着けにくく、大きくなってもうまくすすることができない人が増えている」と知ったという。三木さんの監修を仰ぎ、赤ちゃんが飲み物や食べ物をすする力を育むことができる商品を開発した。物を持つ力を養うためには適度な重みがあった方がいいと、有田焼の窯元「幸楽窯(こうらくがま)」(有田町)の協力を得て、磁器製のマグカップとスプーンを完成させた。3月11日に、オーガニックハンドタオルを付け先行予約をスタートし、2日間で100セットを完売。4月1日に通常販売を開始した。

 「SUSURU」のマグカップは、乳幼児の手や口の大きさに合わせ、一般的なものよりも小さい高さ3.5センチ、直径5センチ。口が当たる部分は唇を閉じやすいよう薄くし、反対側は鼻が当たらないよう縁をくり抜いている。カップの内部に傾斜を設け、首を大きく傾けなくても飲みやすい設計にした。スプーンは、離乳食の初期から大人が赤ちゃんに食べさせる時に使用することを想定し、すくう部分を深めにしている。「赤ちゃんが自力ですする力を養えるよう、スプーンを口内に入れずに先端が下唇に触れた状態で使ってほしい」(山下さん)と、スプーンが唇に当たったことを赤ちゃんが感知しやすいよう先端を平らにした。

 山下さんは「赤ちゃんの持つ可能性を最大化したいという思いで商品開発に取り組んだ。歯科衛生士など口腔のプロを通じた販売、全国の百貨店での催事など販路を広げていき、今後も成長スピードが速い0~1歳期に発達の土台を作るサポートをしていきたい」と意欲を見せる。

 価格は8,640円。インターネットと「オヤモコモ」で販売する。

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