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佐賀のゆるキャラ「有明ガタゴロウ」が活動5周年 得意のアートで地元PR

青木理奈さん(上段左)と有明ガタゴロウ(上段左から2人目)

青木理奈さん(上段左)と有明ガタゴロウ(上段左から2人目)

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 佐賀のゆるキャラ「有明ガタゴロウ」が10月13日、活動5周年を迎えた。

イベント会場でサインをする有明ガタゴロウ

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 佐賀県有明海に生息する珍魚ムツゴロウをかたどった「有明ガタゴロウ」は、「愛する佐賀を勝手に応援する」をコンセプトに、5兄弟の末っ子として生まれ、お絵描きとおしゃべりを得意とし、佐賀言葉と語尾の「ガタァ」が特徴の「ガタゴロウ語」を話す、佐賀県有明海非公認キャラクター。

 「佐賀の魅力をPRしたい」と2012年1月からツイッターで情報発信をしてきた「有明ガタゴロウ」は2013年10月、「立体化」し、ゆるキャラ活動を始めた。県内外のイベントでトークやダンス披露、自ら描いたイラストをあしらったオリジナルグッズの販売、イベント会場で客の似顔絵を描くなど特技を生かしたパフォーマンスで各地にファンを増やしてきた。地元の自主企画イベントに関東や関西から駆け付けるファンもいるという。2012年にアイドルの寺嶋由芙(ゆふ)さんと全国のゆるキャラでユニット「ゆるっふぃ~ず」、2013年には地元タレントの青木理奈さんとユニット「がたりな」を結成。MCやライブ出演などの活動を展開している。

 有明ガタゴロウは「立体化したばかりのころは前後左右の感覚がつかめず、ぶつかったり転びそうになったりしたばってん(していたが)、今ではスムーズに歩いたり踊ったりできるようになったガタァ。大変な時もあるばってん、ずっと応援してくれる人や新しくファンになってくれる人のおかげで続けられたガタァ」と振り返る。

 5周年の今年、「絵が描ける」特技をキャラクター活動にさらに生かそうと、1月から自身のSNSで絵日記漫画「ガタマンガ」を発信。3月には絵画作品30点を展示販売する個展を初開催した。「目標は、佐賀で人が集まる場所にオイが描いた大きな絵を飾ってもらうこと。アートを通じてオイのことをたくさんの人に知ってもらい、佐賀をPRしていきたいガタァ」と有明ガタゴロウ。

 「12月にはファンの皆しゃんと交流できる5周年記念イベントも企画しているガタァ。これからも今までやってきたことをぶれずに続け、特技のアートを前面に出し、大好きな故郷の魅力をもっと発信していくガタァ。佐賀の大きなイベントで『ガタゴロウがいないと始まらない』と言われる存在になれたらうれしいガタァ(以上、ガタゴロウ語)」とも。

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