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佐賀でご当地ヒーロー「なつレンジャー」生誕10周年記念イベント ヒーロー仲間も駆け付け

「生誕10周年」をPRするなつレンジャー(右から4人目)と佐賀のご当地ヒーローたち

「生誕10周年」をPRするなつレンジャー(右から4人目)と佐賀のご当地ヒーローたち

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 佐賀市の神野公園こども遊園地(佐賀市神園4)で11月25日、ご当地ヒーロー「なつレンジャー」の生誕10周年記念イベントが行われた。

ウッカンガス将軍(右)の攻撃を受けピンチに陥るなつレンジャー(左)

 なつレンジャーの「産みの親」は、子どもの頃から戦隊ヒーローが大好きという佐賀市職員の夏秋俊男さん。2001年、佐賀インターナショナルバルーンフェスタ出場のために訪れた海外パイロットを歓迎しようと既製品のヒーロースーツを着て「勝手に」ショーを行ったのが好評を得たという。その後、地元の保育園や幼稚園の行事、バルーンフェスタ会場に赴くなどして子どもたちの人気を集めた。

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 夏秋さんによると、オリジナルヒーローキャラクターを考案したのは2005年。「当時の佐賀にはご当地ヒーローがいなかったし、オリジナル作品なら制限なく自由に活動できる。何より小さな頃からヒーローになるのが夢だった」と振り返る。

 デザインを学んでいる友人とビジュアルを考え、2007年、夏秋さん自身が変身する「熱風!SG戦士なつレンジャー」が誕生した。地元児童館の催し物やバルーンフェスタのステージに登場する、地元テレビ番組に出演するなど活動を広げてきた。全国のご当地ヒーローを100体集めた映画「日本ローカルヒーロー大決戦」に、九州からの4体のうちの1体として出演したこともある。ショーの台本は夏秋さんによるオリジナルで、温泉地でのイベントでは温泉を枯れさせる敵が登場したり、消費生活支援のイベントでは人々に課金をけしかける敵が登場したりと、出演ステージに合わせたストーリー展開を盛り込んでいるという。

 10周年記念ショーには、「食育戦士ガバイウマカバン」などご当地ヒーロー仲間も駆け付けた。10年間なつレンジャーと戦い続けてきた、佐賀の征服をたくらむ悪の組織「ふうけもん帝国」の「魔人ヨソワシカー」がついに倒され、その昔佐賀を支配していた「エスカー帝国」の「ウッカンガス将軍」も新キャラクターとして登場した。ウッカンガス将軍に斬り付けられ滅びたかに見えたなつレンジャーが会場の子どもたちの声援により力を取り戻し、「飛翔!SG戦士なつレンジャーサーガ」として再誕するまでを3回の公演に分けて披露した。

 夏秋さんは「活動は、自分を含め県や市の職員、地元青年団のメンバーなどが全てボランティアで行っている。10年間は本当に楽しくあっという間で、子どもたちと触れ合い、『大きくなったらなつレンジャーになりたい』と言われたりするとうれしい。デビュー時から年齢を重ねてきているので、今後の課題は体力作り。これからも仲間と協力して佐賀の平和を守っていきたい」と意欲を見せる。

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