佐賀市で5月上旬から、シェアサイクル「Charichari(チャリチャリ)」のサービスが提供される。運営会社の「neuet」(福岡市中央区)が3月13日、発表した。
今年1月に佐賀市内でのサービスを終了したシェアサイクル「HELLO CYCLING」
チャリチャリはスマートフォンアプリで利用可能なシェアサイクルサービスで、2018(平成30)年2月に福岡市でサービスを開始。同市では現在約4200台の自転車と約690カ所の駐輪ポートを展開し、これまでに累計2000万回以上利用されたという。2020年からは名古屋市と東京都内、2022年4月からは熊本市で提供しており、今年4月からは福岡県久留米市での展開を予定している。
佐賀市でのサービス提供は九州で4都市目。4月4日に佐賀市とシェアサイクル事業実施に関わる連携協定を締結し、「佐賀市リーディングエリアなどにおける二次交通の活性化」「交通事業者と連携したサービスの提供」「観光・地域振興」「災害時の移動支援」「脱炭素社会の実現に向けた取り組み」などを連携して取り組む予定。サービスエリアや導入予定の自転車台数やポート数などの詳細は今後、発表していく。
佐賀市内では、「OpenStreet(オープンストリート)」(東京都港区)が展開するシェアサイクル「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」を地元企業「Bamboo(バンブー)」(佐賀市呉服元町)が2018(平成30)年2月からパートナーとしてサービスを提供していたが、今年1月でサービスを終了した。