「黒酢チキン南蛮定食 たかもとや 佐賀医大前店」(佐賀市鍋島4、TEL 0952-48-0584)が佐賀大学医学部近くにオープンして2カ月がたった。
2017(平成29)年、熊本県植木町に1号店をオープン以降、九州エリアで展開している「たかもとや」。社長の高本康晃さんは、中学生のころから好物だったというチキン南蛮を多くの人に食べてもらいたいとの思いから、全国の飲食店を食べ歩き、肉の部位やタルタルの有無、衣の種類、揚げ方などを研究。開発した「黒酢チキン南蛮」は、ショウガや黒酢などで味付けした甘辛いたれ、米粉を使った衣が特徴。
7月28日にオープンした佐賀初出店の「佐賀医大前店」は、店主の玉利(たまり)仁志さん、嘉代さん夫妻が切り盛りする。鹿児島県出身という仁志さんは18年間、飲食業を経験した後、佐賀に移住。「夫婦で何か店舗運営したい」と一念発起し、「たかもとや」を出店した。席数は、カウンター席、テーブル席合わせて30席。
メニューは、「黒酢チキン南蛮」(880円)、「黒毛牛ステーキ定食」(170グラム=1,000円、270グラム=1,500円)、「黒酢チキン南蛮&黒毛牛ステーキ定食」(170グラム=1,680円、270グラム=1,930円)。「黒酢チキン南蛮弁当」(680円、おかずのみ550円)、「塩唐揚げ」(4個=420円、8個=780円)、佐賀店限定の「米っ粉チキン」(7個=450円)を用意する。
仁志さんは「提供する鶏モモ肉は『大きい』と好評で、黒酢は健康志向の人に加え、若い人からも評価が高い。米粉の状態や揚げ方でサクサク感が決まる。『たかもとや』の味を食べにきてほしい」と話す。
営業時間は11時~21時30分(ラストオーダー)。