夜景プロジェクションマッピング「アート県庁プロジェクト」の第5弾「星空の庭園」が9月4日、佐賀県庁最上階の展望ホールで始まる。
「アート県庁プロジェクト」の「星空の庭園」で、星の花がキラキラと光りだすインタラクティブエリア「Bloom Bloom」のイメージ
同所では夜の観光スポットによる新たなにぎわい創出を目的に、2016(平成28)年から夜景プロジェクションマッピングを「NAKED」(ネイキッド、東京都渋谷区)の演出で上映している。毎回、佐賀の歴史や風物詩を取り入れたストーリーを、最上階から見える夜景とプロジェクションマッピングで体感してもらうことで、県庁を夜の観光スポットの一つに育て、開催以来これまでに約17万人が来場した。昨年は、県が舞台のテレビアニメ「ゾンビランドサガ」とコラボしたプロジェクションマッピングを上映した。
第5弾の今回は、佐賀の四季折々の花々の1日の移り変わりを楽しめる「星空の庭園」を演出。花のアーチにプロジェクションマッピングを組み合わせた作品では、花を指定位置に置くことで、トリックアートで写真が撮れるというフォトスポットも用意した。アロマによる香りの演出やインタラクティブエリア、同所と同フロアのレストラン「さがんれすとらん志乃」で提供する「星空の庭園限定」ドリンクと一緒にプロジェクションマッピングを楽しめるなど、五感を使って体験するコンテンツを予定しているという。
開催時間は、9月=20時~22時、10月~来年2月=18時30分~22時。入場料金は500円(「星空の庭園」限定ドリンク付きは1,000円)、未就学児無料。2月28日まで。