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小城・三日月「開店 熱娘食堂」が1周年 運送会社経営者夫婦が料理提供

(右から)「開店 熱娘食堂」店主の下村祐治さんと妻の敦子さん

(右から)「開店 熱娘食堂」店主の下村祐治さんと妻の敦子さん

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 「開店 熱娘(あつこ)食堂」(小城市三日月町長神田、TEL 0952-37-0707)が4月、オープン1周年を迎えた。

「開店 熱娘食堂」の人気メニュー「アツコデラックス」

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 小城市内で建設資材運送を手掛ける「悟空」(三日月町金田)を経営してきた下村祐治さんと妻の敦子(あつこ)さんが店主を務める同店。下村さんが国道203号線沿いに所有する土地を生かそうと2018(平成30)年に駐車場付きの店舗を建て、南側の区画にスナック「Mont Rose(モンローズ)」をオープン。北側の区画はテナント募集していたが、敦子さんが料理好きで、小城中心街で食堂運営の経験もあったことから、料理を通じて「ワイワイガヤガヤ」と集まってもらいたいと、運送会社設立15年となった昨年4月6日に店を開いた。店名は、敦子さんの若くてパワフルと言われるキャラクターと名前の読みから取って「熱娘食堂」と名付けた。

 席数はカウンター、テーブル合わせて約50席。お薦めメニューは、たれに1週間漬け込んで熟成させたホルモンを備長炭で焼きやわらかく仕上げた「ホルモン焼き定食」(880円)。人気メニューは、200グラム赤身ステーキとフライドポテト、カレー風味焼きそばの上に半熟目玉焼き、鳥の唐揚げ、ウインナーなど7種類を盛り合わせた「アツコデラックス」(1,380円)。ほかにも30種類近くのメニューを用意する。

 新型コロナウイルス感染症対策として、4月22日~5月6日は休業。7日に、以前から行っていたテークアウトに力を入れて営業を再開した。

 敦子さんは「営業再開したが、『飲み友達を誘いにくく、店に行きづらい』などの声があり、夕方以降の営業は苦戦が続くかもしれない。お薦めのホルモンをネット通販でも楽しんでもらえるよう手続きなど準備を進めている。『おいしかったよ』と言われることが何よりもうれしいので、お客さんからの声を励みに続けていきたい」と話す。

 営業時間は11時~14時30分、17時30分~21時30分。月曜・火曜定休(祝日の場合と予約時営業)。

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