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佐賀・中央通りに「ナナロクパン」 パン店経験夫婦が出店、街の盛り上げにも意欲

「NANAROKU pain」店主の堀川成正(左)さんと妻の彩奈(右)さん

「NANAROKU pain」店主の堀川成正(左)さんと妻の彩奈(右)さん

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 パン店「NANAROKU pain(ナナロクパン)」(佐賀市唐人2、TEL 0952-20-0476)が4月18日、佐賀中央通りにオープンした。

「NANAROKU pain」店内

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 佐賀県内のパン店で経験を積み、工場長を努めた店主の堀川成正さんと妻の彩奈さんが開いた同店。成正さんは「小さい頃から好きだったパンで、好きな佐賀の街に貢献できればと思い店を開いた。好きな仲間、人とのつながりを大事にしたい」と話す。彩奈さんは「『自分の作りたいパンを自分の店で』と思いへのスタートラインに立ててよかった」と話す。店名の「ナナロク=76」は堀川さん夫婦にとって大事な数字で、つながりへの思いを数字に込め、フランス語の「パン=pain」と合わせた。

 パンは、国産小麦のみを使用し、添加物を使わず、「無理をさせず、体に負担のない、お母さんが子どもに食べさせたいと思える自然なパン」(成正さん)を提供するという。ラインアップは、「蔵出しめんたい本舗」(鳥栖市藤木町)のめんたいこを使った「めんたいフランス」(270円)、佐賀県産ゆずこしょうを使った「ゆずこしょうフランス」(250円)、「LIFT COFFEE」(呉服元町)のエスプレッソを使った「エスプレッソカカオ」(190円)など地元とコラボした商品など合計50種類を用意する(以上、税別)。持ち帰りのみの営業だが、新型コロナウイルス感染症対策として現在、店内へ同時に入店できる人数を制限し、店外でも間隔を空けて並んでもらうようにしているという。

 成正さんは「オープン以来、思った以上の方に来店いただきありがたく思う。これから、佐賀の生産者さんと連携を増やし、新たなパンを作るなどコラボを広げていきたい。街なかを盛り上げるためにもこの店を生かして、色々と発信していきたい」と話す。

 営業時間は9時~18時(なくなり次第終了)。月曜・第2・第4日曜定休。

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