秋祭りイベント「どまんなかの秋」が11月4日、佐賀市中心街の交流広場「656(むつごろう)広場」(佐賀市呉服元町2)などで開かれる。
幅広い世代に街を訪れてもらおうと、今年5月5日に「どまんなかフリマ」、7月27日に「どまんなか夏まつり」を主催した市民交流施設「わいわい!!コンテナ2」(佐賀市呉服元町2)が、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の開催時期に合わせて第3弾を企画した。今回は、かつての呉服元町商店街のにぎわいの再現を目指し2018(平成30)年11月から4回開催してきた路上マーケット「呉服元町 street market(ストリート・マーケット)」と同日開催となる。
スタッフの江里口里紗さんは「異なる団体が立ち上げた2つのイベントだが、街を盛り上げたいという思いは共通しているので、同じ日にできればと思った」と話す。「呉服元町 street market」を共同運営するハンドメード雑貨店「SUSIE(スージー)」(呉服元町2)店主の田中藍さんは「共催でイベントエリアが広がることで、子育て世代の親子連れが街をくまなく歩いて楽しんでもらえる」と期待を込める。シェアオフィス「COTOCO(コトコ)」(同)スタッフの徳島貴子さんは「バラエティー豊かな催しや店舗を見て回ることで、街の魅力を発見する機会になる」と話す。
当日、656広場ではゴスペル合唱団「マージ―ボイス」、和太鼓集団「新栄樽太鼓」などがステージでパフォーマンスし、小学生が自ら製作したアクセサリーなどの雑貨を販売体験する企画「こどもしょうてん」が行われるほか、あんこ専門店「よなよなあん工房」(赤松町)などが出店。路上マーケットでは、「SUSIE」の呼び掛けで集まったハンドメード雑貨を扱う約20店舗が出店する。
江里口さんは「既存の店舗や近所の人たちにも快く協力してもらい、バルーンフェスタ開催などで佐賀が熱くなる季節に、にぎやかな街をみんなで作り上げたい。呉服元町に足を運び面白い体験をたくさんしてもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。