カフェや物販、コワーキングスペース、ゲストハウスとシェアハウスを併設した複合施設「カフェ&シェアスペース BASE ogi(ベース オギ)」(小城市小城町、TEL 0952-72-6810)が7月27日、JR小城駅近くの本町商店街にオープンする。
小城本町開発組合、本町振興会、街路燈組合が事業主体となり、中小企業庁の「地域文化資源活用空間創出事業(商店街支援事業)」空間整備事業の採択を受け、新たな建物を整備した。今年3月に運営会社「いつも小城」を立ち上げ、同施設の運営を担う。
事務局長の荒川司さんは「JR小城駅から伸びる道路と歩道が整備され、奇麗になりつつある街並みに小城の新たな拠点ができた。ここを活用し、小城が大好きなみんなで小城を盛り上げたい」と意欲を見せる。
カフェでは、コーヒーやタピオカミルクティー、カレーやハンバーグ、小城産の野菜サラダやフルーツカット、地元パティシエが作るスイーツを提供し、地元の産品の物販も行う。創業間もない事業者向けのコワーキングスペースも設け、2階にはシェアハウスと15人程度が宿泊可能なゲストハウスも用意する。
荒川さんは「新たに起業する人を応援するため、コワーキングスペースにはWi-Fiや複合機も用意し、仕事や会議を進めやすい環境を用意した。近くの『ゆめぷらっと小城』とも連携していきたい。西九州大学看護学部の学生にも足を止めてもらえるとうれしい」と話す。
営業時間は9時~19時(19時以降は予約制)。