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佐賀・神野公園近くにに小籠包専門店「龍哉」 佐賀出身店主が地方初出店

「小籠包茶楼 龍哉」店主の川久保和哉さん

「小籠包茶楼 龍哉」店主の川久保和哉さん

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 「小籠包(ショーロンポー)茶楼 龍哉 佐賀神野店」(佐賀市神園3、TEL 0952-37-5600)が4月24日、神野公園近くにオープンした。

「小籠包茶楼 龍哉」で提供する「まんぞくセット」

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 店主の川久保和哉さんは佐賀市出身。独立を目指し上京し、25歳から東京の中華料理店や料亭で修業を積んだ。台湾発のショーロンポー専門店「京鼎楼(ジンディンロウ)恵比寿本店」で料理長を務めた後、35歳で独立。2011(平成23)年、中目黒に「小籠包茶楼」(東京都目黒区)をオープンした。

 佐賀に出店を決めたきっかけは新型コロナウイルス感染症。いずれ地方へ展開をと考えていたが、緊急事態宣言などによる時短要請により都内店舗でのディナー営業に大きな影響を受けたことから、都心よりは影響が小さい地方への出店として、出身地の佐賀で店を開くことを決めたという。席数は、テーブル席、カウンター席合わせて24席。

 メニューは、ショーロンポー3個がメインのセットメニューを提供。「坦々麺」「ワンタン麺」などをセットする「選べる麺セット」(1,050円~)、「海老炒飯(えびチャーハン)」か「肉高菜炒飯」をセットする「選べる飯セット」(1,050円)、麺と飯のそれぞれをハーフサイズでセットする「半々セット」(1,150円~)、「たっぷりヘルシー蒸し野菜」に加え麺か飯のハーフサイズをセットする「まんぞくセット」(1,400円)を用意する。全てのセットメニューに杏仁(あんにん)豆腐、ソフトドリンク、白ごはんを付ける。夜は予約制で、2人前以上の注文に限りコース料理を提供する(3,000円~)。

 川久保さんは「ショーロンポーは当日に仕込んで提供しており、台湾に行かなくても味わってもらえるよう、佐賀でも広めていきたい。神野店は地方出店の実験店。実績を積み、福岡など他地区への出店も見据えたい」と話す。

 営業時間は、11時~14時30分(ラストオーダー)、18時~22時(予約のみ)。火曜・水曜定休。

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