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佐賀に韓国中華店「香港飯店0410」 釜山出身社長が開店、韓国商品揃えた「国際市場」も

「香港飯店0410」「国際市場」をオープンした「Kim's Communication」「KC Trading」キム・ヨンワン社長

「香港飯店0410」「国際市場」をオープンした「Kim's Communication」「KC Trading」キム・ヨンワン社長

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 韓国式中華専門店「香港飯店0410」(佐賀市卸本町、TEL 0952-37-9595)、韓国マーケット「国際市場」(同)が9月28日、商業施設「UTZLERT(ゆっつらーと)」内にオープンした。

商業施設「UTZLERT」内、「香港飯店0410」隣にオープンした「国際市場」の店内

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 韓国・釜山出身のキム・ヨンワンさんが社長を務める「Kim's Communication(キムズコミュニケーション)」が「香港飯店0410」を運営、同じく社長を務める「KC Trading(ケーシートレーディング)」が「国際市場」を運営する。

 キムさんは、2014(平成26)年に来日。佐賀大学の交換留学生から日本語を学んだことがきっかけで佐賀に住み始め、運送会社で配送ドライバーなど様々な仕事を経験した。2019年に会社を立ち上げ、韓国人人材紹介や通訳、韓国食品や雑貨の通販を手掛けてきた。今回、2社の新事業として、韓国の料理研究家・ペク・ジョンウォンさんが手掛ける「香港飯店0410」のフランチャイズ契約を結び、九州1号店をオープン。同店隣に、釜山の観光スポットから名付けた「国際市場」をオープンした。キムさんは「日本国内でも大きな都市には『コリアンタウン』などの韓国文化が集まる街があるが、地方でも韓国に興味を持つ人が増えていると感じており、お世話になった佐賀から展開を始めたいと思い、今年6月から急ピッチで準備を進めた」と振り返る。

 「香港飯店0410」のメニューは、豚肉と海鮮、野菜を合わせてピリ辛に仕上げた韓国風の「ちゃんぽん」(830円、大盛930円)、ちゃんぽんスープにライスと少量の麺を入れた「ちゃんぽんバプ」(930円)、「焼きちゃんぽん」(980円)、チャジャン(黒みそ)で炒めた「チャジャン麺」(730円、大盛880円)、ライスに大きい卵焼きとチャジャンをかけた「チャジャンバプ」(980円)、韓国式酢豚「タンスユク」(小1,600円、大2,600円)。テークアウトは12月までに始める予定。

 「国際市場」には、キムチやインスタントラーメン、調味料などの韓国食品から韓国コスメ、K-POPグッズなど300~400種類を用意する。

 キムさんは「九州でここだけと言える店が出来、連日多くの来店を頂いている。『香港飯店』は福岡や熊本など九州内に、『国際市場』は西日本の各都市に展開を目指し、お世話になった佐賀にも恩返ししたい」と話す。

 営業時間は、「香港飯店0410」が11時~14時30分(ラストオーダー)・17時~21時(最終入店)、「国際市場」が10時~22時。

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