佐賀県が6月7日、佐賀県民を対象とした観光キャンペーン「佐賀支え愛宿泊キャンペーン第3弾」の販売を再開した。
「佐賀支え愛宿泊キャンペーン」地域限定クーポン取扱店に掲示されるステッカー
県は、新型コロナウイルス感染症流行の影響で落ち込んだ県内の観光需要の回復・維持を図るため、県民と九州域内の人を対象に県内の宿泊料金が割引になるキャンペーンを企画。昨年7月に第1弾、10月に第2弾、今年2月には第2弾の延長分として県民に限定したキャンペーンを行った。
第3弾のキャンペーンは、県内の旅行商品・宿泊代金が1人1泊当たり最大5,000円引き(宿泊代金の50%を上限)となり、宿泊金額に応じて県内の土産物店や飲食店で使える最大2,000円分の地域限定クーポン券が付くもの。4月15日に開始したが、県内の新型コロナ感染数の増加に伴い、5月10日に停止していた。
再開後のキャンペーンは、予約が8月31日まで、宿泊が2022年1月1日チェックアウトまでに延期(日帰り旅行は12月31日まで)。停止前に実施していた往復はがきによる受け付けに代わり、6月17日から提携宿泊施設での直接割引を始める。停止前に発行した往復はがきによる割引券・クーポン券は8月1日チェックアウトまで利用可能。これまで併用不可としていた県内市町が展開する宿泊キャンペーンとの併用も一部を除き可能になる。
旅行代理店では、「第一観光」「JTB」「読売旅行」「名鉄観光」「農協観光」「東武トップツアーズ」「西鉄旅行」「阪急交通社」がすでに受け受けを始めている。「日本旅行」も6月18日から予約受け付けを始めるほか、県内の33の旅行代理店でも順次予約を受け付ける。オンライン旅行代理店では「ゆこゆこネット」がすでに受け付けを始めており、「楽天トラベル」「じゃらんnet」が6月11日から予約受け付けを始め、「Yahoo!トラベル」でも受け付け準備を進めている。
新型コロナウイルス感染症の流行状況によっては期間の延長や事業停止の可能性もあるという。