「2020ニュージーランドフェア」が1月17日、ショッピングモール「モラージュ佐賀」(佐賀市巨勢町牛島)北館1階モラージュプラザと屋外駐車場で開催される。
昨年の「ニュージーランドフェア」ではマオリの伝統舞踊「ハカ」のパフォーマンスを披露した
ニュージーランドとの文化交流プログラム実施は今回で3度目。佐賀県が、東京オリンピック・パラリンピック開催をきっかけにホストタウン相手国との文化交流を通じて県の魅力を国内外に発信し、文化に対する相互理解を深め交流人口の拡大と地域活性化などを図る取り組みの一環として企画した。
「モラージュプラザ」では、11時30分からと15時00分から宮﨑大学多言語多文化教育研究センター・杉村佳彦さんがトークショー「kia ora!~マオリの文化を紹介します~」を開催、13時30分からは写真家の伊藤秀海さんが講演「写真家目線で見た『レンズ越しに見るニュージーランドの魅力』」を行う。13時と14時30分には、佐賀県鹿島市を拠点に活動する伝承芸能「嘉瀬ノ浦獅子浮立」の舞踊を披露する。
当日は、首都圏での緊急事態宣言の発令に伴い、当初予定していたハカのパフォーマンス団体の出演は中止とし、代わりに杉村佳彦さんの講演「マオリの伝統舞踊「ハカ」を解説!」(10時30分~11時)を開催する。合わせて、伊藤秀海さんが撮影したニュージーランドの風景写真展と写真集や雑貨の販売、ニュージーランド産のマヌカハニーやウィッタカーチョコレート、竹製エコ雑貨「Go Bamboo」などの販売も行う。
屋外駐車場では、ニュージーランドに関するアンケートの回答者を対象に、ニュージーランド産のラム肉を使用使った「ラムチョップ」と、ニュージーランドで人気というアイスクリーム「ホーキーポーキーアイス」、ニュージーランド産キウイの試食会、ニュージーランドコーヒーやレモネードの販売を行う。
佐賀県文化課の清水皓平さんは「新型コロナウイルス感染拡大を受け、ソーシャルディスタンスや消毒を徹底して開催する。ニュージーランドの文化だけでなく、佐賀の獅子舞披露を通じて佐賀の伝承芸能も合わせて楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。入場無料。