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佐賀と福岡の医学生ボーカルユニット「笑方箋」が初シングル 医療と融合した楽曲制作

医学部生ボーカルユニット「笑方箋」の鯨津雄貴さん(中央)、西郡慶さん(左)、森重智さん(右)

医学部生ボーカルユニット「笑方箋」の鯨津雄貴さん(中央)、西郡慶さん(左)、森重智さん(右)

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 佐賀と福岡の大学医学部生3人によるボーカルユニット「笑方箋(しょうほうせん)」が7月23日、ファーストオリジナルシングル「世界が笑えば」の配信を始めた。

福岡県糸島市内の田園をバックにくつろぐ「笑方箋」の3人

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 ソロで音楽活動していた佐賀大学医学部5年の「とっきー」こと鯨津(ときつ)雄貴さんが敬愛するパフォーマンスグループAAA(トリプル・エー)に倣い、「同じ思いを持って本気で同じ夢を目指す仲間」を求めてメンバーを募集。福岡大学医学部6年の「もりしー」こと森重智さん、久留米大学医学部5年の「がじゅまる」こと西郡(にしごおり)慶さんが加入し、2019年8月にユニット結成。「医療とエンターテイメントの融合」をテーマにした音楽活動を目指すという。

 鯨津さんは「音楽の力で、世界中に『笑顔』とその先の『健康』を届けることを活動の軸に掲げ、共感する仲間が集まった。音楽を聴くことや笑うことは健康にもいい影響があることから『笑顔こそ最高の処方箋だ』との思いをユニット名に込めた」と振り返る。

 シングル「世界が笑えば」は、鯨津さんが看護学生をしている妹の姿に着想を得て作詞、「明るさとあたたかさと夏のように弾けられるようなイメージ」で西郡さんが作曲した。身近な大切な人の笑顔をきっかけに全人類を笑顔にしたい、との思いを歌詞の一節「あなたが笑えば 世界が笑う 世界が笑えば あなたが笑う」に込めたという。カップリング曲として「あの日のキミへ」と「世界が笑えば(インストゥルメンタル)」を収録した。

 鯨津さんは「音楽を通し、誰かの心に寄り添えるアーティストでありたい。朝起きたとき、何かに悩んでいるとき、不安が募るとき、元気になりたいとき、楽しい日々をもっと盛り上げたいとき、笑方箋の音楽に耳を澄ましてもらえれば」と話す。

 価格は1曲255円。各種音楽ストリーミングサービスで配信する。

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