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佐賀豪雨で被災したライブハウス「RAG-G」でチャリティーライブ 弾き語り歌手が企画

「RAG-G」のステージに腰を下ろす月隈朱莉さん

「RAG-G」のステージに腰を下ろす月隈朱莉さん

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 今年8月の佐賀豪雨災害で被災したライブハウス「RAG-G(ラグジー)」(佐賀市松原3)の再建を支援するためのチャリティーコンサート「ウタノチカラ」が10月5日、同所で開かれる。

「RAG-G」入り口前に立つ月隈朱莉さん

 「RAG-G」は8月27日から28日にかけて佐賀地方を襲った豪雨により浸水し、アンプやスピーカーなどの音楽機材が使用不能になるなどの被害を受けた。9月28日に営業を再開したものの、今後も水害被災する危険性があることから、来年には現在の店舗を閉店し移転することが決定している。

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 今年3月に同所でワンマンコンサートを開いたシンガー・ソングライターで俳優の月隈朱莉(つきぐまあかり)さんは、思い出深いライブハウスの被害状況をSNSで知り衝撃を受けたという。再建に協力しようと自身が出演するコンサートに募金箱を設置し支援を募ってきたが、先輩俳優から「佐賀県内外の多くのミュージシャンがステージを踏んだRAG-Gが地元にとってどれだけ大切な場所かを伝えるために、チャリティーライブを開いては」という助言を受け、RAG-Gでのコンサート開催を企画した。

 多くの機材が破損したことを受け、必要最低限の設備によるライブにしようと自らと同じアコースティックギターの弾き語りミュージシャンに参加を呼び掛けたところ、「自分も何かしたいと思っていた」という仲間が加わり、当日は佐賀を拠点に活動する徳久望さん、今石康さん、内田百玲(もれい)さんが出演。弾き語りだからこそできる力強いステージにしようと、ライブ名を「ウタノチカラ」とした。

 月隈さんは「自分にできる最大限のことをやろうと準備してきた。個性的で独自の音楽性を持つ出演者がそろったので、単なるチャリティーではなく『エンターテインメント』としても十分楽しめる。音楽活動のきっかけをくれた場所に今こそ恩返しをしたい。これまでの感謝の思いと、移転後の未来への期待を込めて精いっぱい歌うので、佐賀の音楽文化を担ってきた場所に足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。

 開場は17時30分、開演は18時。入場料は2,000円(要1ドリンクオーダー)。チケット収益はすべてRAG-Gに寄付される。

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