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佐賀のコワーキングスペース「コトコ215」が10周年 記念イベントも

(左から)「マチノシゴトバ COTOCO215」マネジャーの徳島貴子さんとスタッフ

(左から)「マチノシゴトバ COTOCO215」マネジャーの徳島貴子さんとスタッフ

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 佐賀中心街のコワーキングスペース「マチノシゴトバ COTOCO(コトコ)215」(佐賀市呉服元町、TEL 0952-37-5883)が4月23日で10周年を迎えた。

4月20日に開催された「マチノシゴトバ COTOCO215」10周年イベントの様子

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 佐賀市出身の西村浩さん率いる設計事務所「ワークヴィジョンズ」(東京都品川区)が2014(平成26)年4月23日に開いた同施設。「佐賀の街なかに日常的なにぎわいを取り戻したい」と、長崎街道沿いの旧呉服町名店街の一区画を活用しコンテナを設置。施設名は、「街なかの仕事場」と「共同(CO)」「コト(COTO)」、施設の番地を組み合わせた。施設内には月単位の契約で登記も可能な固定席10席と時間単位で利用できるコワーキング席を用意。ミーティングスペース利用やイベント利用も可能で、カフェ営業も行う。

 チーフマネジャーの徳島貴子さんによると、開設当初は「コワーキング」の認知度が低かったことから、イベント開催やカフェ営業を重ねながら、固定席の安定利用に1年ほどかかったという。2018(平成30)年には隣接地で、かつて商業施設だった建物をリノベーションたオフィスビル「ON THE ROOF(オン・ザ・ルーフ)」のオープンで、利用者の事業成長に合わせたワークスペースの提供の幅が広がったという。

 10周年に合わせ4月20日に行われた記念イベントでは、同施設に入居する弁理士や英語関連事業を手がける代表者、貧困家庭の支援団体の代表者による事業プレゼンテーションと飲食・雑貨店が出店するマルシェを開いた。

 徳島さんは「これからも、呉服元町を盛り上げ続けることはもちろん、ここからの発信で、いろいろな交流が広がり、新しいコトが始まっていく場所にしていきたい」と話す。

 コワーキング席の営業時間は平日10時~18時(固定席は24時間利用可能)。

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