佐賀市が現在、8月3日~9日に有明海近くの「東与賀干潟よか公園」(佐賀市東与賀町下古賀)で実施するキャンピングカー宿泊体験モニターを募集している。
市観光・コンベンション推進室によると、近年の旅行者ニーズの変化により、市内での体験型観光コンテンツ開発が求められていることに加えて、アウトドアブームで市内キャンプ場の利用者が増加。「道の駅大和」(大和町大字梅野)のオートキャンプ場は週末を中心に予約が取りづらくなっているという。新型コロナウイルス感染症の影響から、近場の魅力を再認識し旅行を促す「マイクロツーリズム」を目指し、有明海近くにある同公園のロケーションを生かし、アウトドア拠点として活用ができるかを検討するため、実証実験を行うという。
モニターは、佐賀市内もしくは県内在住者を対象に、RVトラスト(福岡市博多区)が開発したキャンピングカー「C-LH」を8月3日~8日の毎日、1日1組に当日午後から翌日午前中まで同公園駐車場で宿泊体験してもらうもの。車には大人3人、もしくは大人2人と子ども2人の就寝ができ、体験時の火器使用は実験エリア内のみ可能。体験後にアンケートを実施する。
観光・コンベンション推進室担当者は「7月3日の告知開始以降、予想を超える方から申し込みを頂き、すでに抽選させていただくことになっている。トイレやシャワー室も整備されているので、新たな活用方法についてモニター利用者から意見を伺いたい」と話す。
モニター料金は、平日=5,000円、休前日=7,000円。専用ページで申し込みを受け付ける。7月15日締め切り後、抽選を行う。