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佐賀市中心街の豆腐店跡をコミュニティースペースに NPO「街の起爆剤になれば」

「空家・空地活用サポートSAGA」代表の塚原功さん

「空家・空地活用サポートSAGA」代表の塚原功さん

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 2017(平成29)年に閉店した「中溝豆腐店」(佐賀市唐人町)を改装した「まちなかオフィスTOJIN館リノベーションワークショップ」1階に2月23日、コミュニティースペースがオープンした。

オープン初日に行ったeスポーツイベントの様子

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 同所近くのコミュニティー施設「TOJIN茶屋」(唐人町)が3月末に閉館することに伴い、同施設にオフィスを構えるNPOの受け入れ先となるシェアオフィスの提供を目的に、NPO「空家・空地活用サポートSAGA」(唐人2、 TEL 090-6632-3643)が「中溝豆腐店」元店主から3階建ての同店建物を借り改装。「昼間でも人が集まるようなスペースがあれば」と、1階に誰でも自由に使用できるコミュニティースペースをオープンした。2・3階に整備するシェアオフィスは4月に完成予定。

 広さは18.9畳。温かみのあるウッドチップの壁に黒の柱が印象的なシックな内装に、テーブルと椅子が並び、自習や休憩スペースとして利用できる。店舗・個展の出店やイベント開催も受け付ける(要相談)。

 代表の塚原功さんは「創業170年以上の歴史を刻んだ中溝豆腐店の建物を利活用することが周囲に与える影響は大きい。このスペースがシャッター商店街の活気を取り戻す起爆剤になれば」と話す。

 開館時間は9時~17時。

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