佐賀県庁アフターファイブ勉強会「宇宙技術・宇宙利用に関するセミナー」が2月10日、佐賀県庁(佐賀市城内1)地下1階「SAGA CHIKA」で行われる。
「SAGA×JAXA宇宙シンポジウム」にて、JAXA理事長の山川宏さん、佐賀県立宇宙科学館長の渡辺勝巳さん、佐賀県の山口祥義知事
勉強会を企画した佐賀県庁企画課の円城寺雄介さんによると、昨年9月打ち上げられた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の無人補給機「こうのとり」8号機に佐賀県産ミカンを搭載。国際宇宙ステーションに届け、昨年12月に佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」で、佐賀県とJAXAの共催で開催した「SAGA×JAXA宇宙シンポジウム」が好評だったことから、宇宙と佐賀の距離をさらに近づけるため、県庁職員だけでなく、宇宙に関心がある企業関係者や学生、一般の皆さんでアイデア出し合う勉強会を企画したという。「宇宙技術・宇宙利用」をテーマに、JAXA新事業促進部からゲストを迎え、宇宙技術の最前線や佐賀県における可能性についての講演と、参加者が宇宙のアイデアを出す「アイデアソン」を行う。
円城寺さんは「すでにロボットやAI開発に関わる企業関係者の方から参加表明をもらっている。150年前に幕末佐賀藩が最先端技術に挑戦し日本を近代国家としたように、講演会やアイデアソン通じて佐賀からの新たな挑戦に繋げていきたい」と意欲を見せる。
開催時間は17時45分~19時45分。参加無料。参加申込は2月6日17時まで、佐賀県企画課あてにメール(kikaku@pref.saga.lg.jp)で受け付ける。