「佐賀IT企業見学バスツアー」が1月22日、佐賀市内で開催される。主催は、佐賀市地域雇用創造協議会(佐賀市駅前中央1)。
前回の「IT企業見学バスツアー」で訪問した「とっぺん」(前回の様子)
厚生労働省が雇用機会不足地域で雇用創出の取組を支援する「実践型地域雇用創造事業」の2018(平成30)年度第2次採択地域の一つに「佐賀発!地方都市の『つながり』を活かしたICT雇用創出プロジェクト」を提案した佐賀県佐賀市が選ばれた。これを受け、同協議会が雇用拡大を目的とした「採用力アップセミナー」や「AI導入セミナー」「EC導入セミナー」など、人材育成を目的とした研修やプレゼンテーションスキルアップセミナー、クリエーティブスキルアップセミナーなど、就職促進を目的とした「テレワークインターンプログラム」や「就職マッチング相談会」などを実施する。
「IT企業見学バスツアー」はこれまで2回開催し、「木村情報技術」(卸本町)、「とっぺん」(鍋島町)、「アイセル」佐賀ソリューションセンター(駅前中央)などを見学。求職中を中心とした参加者から「開発現場の生の声を聞けて良かった」「仮想現実(VR)や複合現実(MR)の体験が面白かった」など好評だったという。
今回のバスツアーは、当日9時にJR佐賀駅北口集合、産業ロボットとクラウド開発の「サンビット」佐賀事業所(佐賀市高木瀬町東高木)、同社久保泉工場(市久保泉町上和泉)、アプリ開発の「マリエッタ」九州営業所(呉服元町)、AI開発の「LIGHTz(ライツ)」佐賀ランドマーク(中の小路)、AI・IoT導入支援の「佐賀県産業スマート化センター」(鍋島町八戸溝)、「九州ロボット化センター」(鍋島町森田)の5社をバスで回り見学する。解散は17時予定。
同協議会事業推進員の石井賢治さんは「『地元佐賀のIT企業で働きませんか?』をテーマにさまざまなイベントを企画している。今回のバスツアーも地元IT企業に直接触れる良い機会なのでぜひ参加してほしい」と話す。
参加無料(昼食代は自己負担)。参加申し込みは同協議会(TEL 0952-37-0546)で受け付ける。定員10人。締め切りは1月15日。